なかでも最悪な項目は…
シュミット・ダニエル、鈴木優磨、伊藤達哉の日本人3選手が所属するシント=トロイデン(STVV)の「不幸のルーレット」がベルギーで話題となっている。現地紙『Het Nieuwsblad』が報じている。
2018-19シーズンは鎌田大地や冨安健洋らを擁し、リーグ戦終了後に上位6チームで行なわれるプレーオフ1進出争いをみせたSTVVだが、今季は夏に半数以上が入れ替わった大刷新の影響もあり、リーグ13位に低迷している。
だが、マルク・ブライス監督の下、チームの雰囲気は悪くないようだ。
同紙の取材に応じたMFアレクサンドル・デ・ブラインが明らかにしたところによれば、STVVには規則を破った場合に「罰金」に加えて、「不幸のルーレットを回す」という特殊なペナルティーがあるという。
よく罰金の対象になっているのは、ユニホームなどを脱ぎっぱなしにすること。これには20ユーロが科され、遅刻の場合はさらに高くなるという。だが、ルーレットを回した場合、帳消しになる場合もあるが、「下手をすると罰金より高くつく」というのだ。
2018-19シーズンは鎌田大地や冨安健洋らを擁し、リーグ戦終了後に上位6チームで行なわれるプレーオフ1進出争いをみせたSTVVだが、今季は夏に半数以上が入れ替わった大刷新の影響もあり、リーグ13位に低迷している。
だが、マルク・ブライス監督の下、チームの雰囲気は悪くないようだ。
同紙の取材に応じたMFアレクサンドル・デ・ブラインが明らかにしたところによれば、STVVには規則を破った場合に「罰金」に加えて、「不幸のルーレットを回す」という特殊なペナルティーがあるという。
よく罰金の対象になっているのは、ユニホームなどを脱ぎっぱなしにすること。これには20ユーロが科され、遅刻の場合はさらに高くなるという。だが、ルーレットを回した場合、帳消しになる場合もあるが、「下手をすると罰金より高くつく」というのだ。
「ルーレットにはさまざまな項目があって、幸運なら“罰金帳消し”に留まる。それ以外には、ピザを皆におごる、皆の朝食を支払う、チーム全員の靴を磨く、ペナルティーをスタッフ(監督)に決めてもらう、罰金を1/2にする、2倍にする、4倍にする……といった項目があるんだ。このルーレットはホルヘ・テシェイラが作ったもので、彼の持ち物だ。誰かが遅刻すると、彼はとても嬉しそうにこのルーレットを回すんだよ(笑)」
デ・ブライン自身も、一度このルーレットによる“制裁”を受けたという。
「僕はキャップを置いたままにしたことがあって、20ユーロの罰金が科せられた。ルーレットによってそれが2倍になったんだけど、25人分のピザを注文するよりは安く済んだと思うよ。
最悪なのは、『インスタグラムで歌を披露する』だ。これに当たったら歌っているところを皆に撮影されて、SNSに投稿される。歌う姿がベルギー全土にばらまかれることを考えるとぞっとするよ(笑)」
STVVはヨーロッパ、アジア、アフリカとさまざまな地域の出身者がいる多国籍軍。このルーレットはそんなチームの連帯感を強めるのに、一役買っているようだ。
もしかしたら今後、日本人選手が熱唱する動画が出回るかもしれない?
構成●サッカーダイジェストWeb編集部