苦境のヨビッチ、前回離脱の懲罰で代表招集外に? 父親は「息子は愛国者。片足でもプレーする」と擁護

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年10月16日

怪我をした直後にマドリーで出場して…

マドリーで苦戦を強いられているヨビッチは、代表でも苦境にあるようだ。 (C) Getty Images

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 今夏の移籍市場でフランクフルトからレアル・マドリーに加入したルカ・ヨビッチだったが、公式戦では7試合(先発は2試合)と出場機会に恵まれていない。そんな21歳の点取り屋が今月のインターナショナルウィークでセルビア代表に招集されなかったのは、先月の行動が原因とも言われている。

 ヨビッチは、先月7日に行なわれたポルトガル戦で3分ほどプレーしたが、ルクセンブルクとの2試合目では負傷により代表チームを離脱した。しかし、その4日後にマドリーでの試合に出場。わずか7分ほどのプレーだったが、一連の行動がセルビアでは物議を醸した。

 スペイン紙『AS』は、ヨビッチが今回招集外だったのは、セルビアのリュビュシャ・トゥムバコビッチ監督による懲罰だと報じた。だが、ヨビッチの父親は、母国メディア『Alo』で、「良いことはすぐに忘れられてしまうのにね」と、息子を擁護している。

「マドリーに移籍してすぐ、息子はU-21欧州選手権で負傷した。わたしは『行くな』と言ってあったんだよ。でも、息子は『必要なら片足でも代表のためにプレーする。仲間たちがいるんだ。失望させるわけにはいかない』と言っていた。それなのに、今、彼を非難するのは正しくない」

 ヨビッチの父親は、「代表は夢だ。ルカはそう思っている。彼は偉大なセルビア人だ。代表でのプレーが好きであり、そのエンブレムは神聖なものなんだよ」とコメント。「現状は腹立たしい。父としてつらい。彼は愛国者だ」と続けた。

 さらに父は、「監督はつねに正しい。最後に決めるのはいつでも監督だ。選手はそれを尊重しなければいけない。ルカが間違えているのなら、彼らが話し合わなければならないだろう」としたうえで、「彼が代表を離れることはないと確信する。わたしはだれよりも彼を知っている」と強調している。

「代表で負傷し、クラブでの次の試合に出場した選手は大勢いる。ルカはセルビア人であり、我々の国民のために戦う」

 クラブでの出場機会に加え、代表でもその姿勢を疑問視され、苦境にあるヨビッチは、これから巻き返すことができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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