ラベッシを獲るチャンスがあれば喜んで…。
インテルはロベルト・マンチーニ監督の要望を満たすべく冬のメルカート(移籍マーケット)で補強に乗り出そうとしている。優先順位が最も高いのはサイドアタッカー。指揮官の夢はアレッシオ・チェルチ(アトレティコ・マドリー)だが、エセキエル・ラベッシ(パリSG)を獲るチャンスがあれば喜んでイエスと言うだろう。
この2人以外の、例えばホエル・キャンベル(アーセナル)やモハメド・サラー(チェルシー)は、あくまで「次善のオプション」という位置付けだ。
バイエルンのジェルダン・シャキリはマンチーニに言わせればウイングではなくセカンドトップであり、候補には入っていない。
問題は、インテルが提示できる条件が決して魅力的なものではないということ。現時点では、買い取りオプション付きレンタル(買い取り義務ですらない)が唯一の可能性で、完全移籍をオファーする余裕はない。
優先順位の2番目は、中盤の底からゲームを作るレジスタ(司令塔)。ヤン・エムビラ、ガリー・メデルはワルテル・マッザーリ前監督が望んだ守備専業のMFであり、マンチーニの好みではない。
ズドラブコ・クズマノビッチはこのポジションに適応しつつあるとはいえ、ひとりでは十分とは言えない。ターゲットはブラジルの新鋭ルーカス・シウバ(クルゼイロ)だが、レアル・マドリーも獲得に乗り出しており、高値を突き付けられる可能性が高い。
3番目はサイドバック。マンチーニの評価は、ダニーロ・ダンブロージオはOK、ドドもまずまず、長友も悪くはない、というもの。今シーズンで契約が切れるジョナタンは、契約を延長せずに手放すことになるだろう。ウーゴ・カンパニャーロも同じように今シーズン限りで退団する見通し。
CBの現有戦力では、マルコ・アンドレオッリは優先順位の高い選択肢ではなく、ネマニャ・ヴィディッチも新たな4バックの中でチームにどれだけ有用な存在になり得るか、改めてマンチーニに示す必要がある。
冬の段階でCB補強の優先順位は高くないが、来夏には大きな補強ポイントになってくるだろう。マンチーニはイブライマ・エムバイエを、SBとしてよりもCBの控えとして評価しているようだ。
文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎
この2人以外の、例えばホエル・キャンベル(アーセナル)やモハメド・サラー(チェルシー)は、あくまで「次善のオプション」という位置付けだ。
バイエルンのジェルダン・シャキリはマンチーニに言わせればウイングではなくセカンドトップであり、候補には入っていない。
問題は、インテルが提示できる条件が決して魅力的なものではないということ。現時点では、買い取りオプション付きレンタル(買い取り義務ですらない)が唯一の可能性で、完全移籍をオファーする余裕はない。
優先順位の2番目は、中盤の底からゲームを作るレジスタ(司令塔)。ヤン・エムビラ、ガリー・メデルはワルテル・マッザーリ前監督が望んだ守備専業のMFであり、マンチーニの好みではない。
ズドラブコ・クズマノビッチはこのポジションに適応しつつあるとはいえ、ひとりでは十分とは言えない。ターゲットはブラジルの新鋭ルーカス・シウバ(クルゼイロ)だが、レアル・マドリーも獲得に乗り出しており、高値を突き付けられる可能性が高い。
3番目はサイドバック。マンチーニの評価は、ダニーロ・ダンブロージオはOK、ドドもまずまず、長友も悪くはない、というもの。今シーズンで契約が切れるジョナタンは、契約を延長せずに手放すことになるだろう。ウーゴ・カンパニャーロも同じように今シーズン限りで退団する見通し。
CBの現有戦力では、マルコ・アンドレオッリは優先順位の高い選択肢ではなく、ネマニャ・ヴィディッチも新たな4バックの中でチームにどれだけ有用な存在になり得るか、改めてマンチーニに示す必要がある。
冬の段階でCB補強の優先順位は高くないが、来夏には大きな補強ポイントになってくるだろう。マンチーニはイブライマ・エムバイエを、SBとしてよりもCBの控えとして評価しているようだ。
文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎
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