北朝鮮でソン・フンミンは知られているのか──。韓国紙が明かした”北のサッカーファン事情”

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年10月03日

C・ロナウドを主人公としたオリジナルのゲームも

自身初となるピョンヤンでの南北対決。ソン・フンミンのパフォーマンスに注目が集まる。(C)Getty Images

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 ワールドカップ・アジア予選での”南北決戦”が目前に迫っている。
 
 組分け決定以降、北朝鮮側はAFC(アジア・サッカー連盟)や韓国側の呼びかけに応じず、一時は開催が危ぶまれた注目のピョンヤン対決。だがここに来て折衝は円滑に進んでおり、よほどの事態が起こらない限り、予定通りに行なわれそうだ。10月15日、会場は5万人収容の金日成競技場に決まっている。
 
 韓国国内でも注目が高まるなか、全国スポーツ紙『スポーツソウル』は「北朝鮮のサッカーファンは韓国ソン・フンミンを知っているのだろうか」という興味深い見出しを立て、同国のファン事情を紐解いた。北朝鮮の一般市民は外部からの情報の大半を遮断されているというのがもっぱらだが、サッカーの情報についてはどの程度伝えられているのか。同紙はこう説明している。
 
「サッカーは世界的に見てもポピュラーなスポーツであり、ボールがひとつあれば複数人で遊べるという良さがある。とりわけアジア諸国はスタープレーヤーが揃う欧州サッカーへの関心が高く、北朝鮮も例外ではない。およそ120ものサッカーチームが存在すると言われ、国内のサッカー人気が高いことで知られる。最近ではクリスチアーノ・ロナウドを主人公とした、北朝鮮オリジナルのモバイルゲームが若年層の間で人気を博しているというニュースが、英公共放送『BBC』で報じられたほどだ。
 
 北朝鮮唯一のテレビ局である『朝鮮中央テレビ』では、欧州チャンピオンズ・リーグのほかにもスコットランドやオランダなどのリーグハイライト中継が放映されている。こういった点から考えても、イングランド・プレミアリーグでトッププレーヤーであるソン・フンミンのことも、ある程度は認知されているものと思われる」

 
 さらに同紙は、両国のエース対決にも言及。ソン・フンミンと対比されるのはもちろん、北朝鮮のエースであるハン・グァンソン(ユベントス)だ。「クリスチアーノ・ロナウドを目標の選手として掲げるソン・フンミンと、“北朝鮮のロナウド”とも呼ばれるハン・グァンソン。この両雄は10代で欧州の舞台へ進出するなど、共通点が多い」と評している。
 
 そして最後に同紙は、「北朝鮮のサッカーファンがソン・フンミンのプレーにどんな反応を示すのかは、未知数だ」と前置きしたうえで、「サインや写真撮影を求められる可能性は低いだろう。それでもソン・フンミンの活躍を直接その目で見られるだけで、サッカーファンにとっては良い機会になるはずだ」と綴っている。
 
 カタール・ワールドカップのアジア2次予選で、韓国と北朝鮮はグループHで同居。ほかにはレバノン、トルクメニスタン、スリランカがエントリーしている。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
参照元●スポーツソウル日本語版

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