「超超地獄だ!」「埼玉は“悪魔”のスタジアム」広州恒大に先勝の浦和レッズを中国メディアが称える

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年10月03日

「10戦勝ちなしなのにACLではなぜこうも…」

強豪の広州恒大を浦和が攻守両面で圧倒! 鮮やかに2-0で先勝を飾った。写真:徳原隆元

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 埼玉スタジアムで、まさにしてやったりの快勝劇だ。
 
 水曜日に行なわれたアジア・チャンピオンズリーグ準決勝、浦和レッズ対広州恒大(中国)の第1レグは、ホームの前者が2-0で先勝。19分にファブリシオが均衡を破ると、エウケソン、パウリーニョ、タリスカを擁する敵の強力アタッカー陣を巧みに封じ込め、アウェーゴールの気配さえ漂わせない。後半も手堅い試合運びでリードを保ち、76分に関根貴大の狙い澄ましたミドルでリードを広げた。理想的な試合運びだったと言えるだろう。
 
 この第1レグを大々的に報じたのが、中国の全国スポーツ紙『新浪体育』だ。「超超地獄! 中国勢は埼玉では勝てないのか!」と悲痛な見出しを掲げ、次のようにレポートした。
 
「もはや浦和レッズ、そしてアジア屈指の悪魔のスタジアムである埼玉は、中国サッカーにとっての天敵だ。これまで広州恒大、上海申花、上海上港などがこの牙城に挑んだが、2分け7敗と惨憺たる結果に終わっている。今回のセミファイナル第1戦でも圧倒的なホームサポーターの重圧にさらされ、広州恒大の選手たちは本来の力を発揮できなかった。不甲斐なくも完封に抑え込まれ、ひとつは挙げておきたかったアウェーゴールを逃がしたのである。完敗と認めざるを得ないだろう」
 
 広州恒大は直近の公式戦6試合で勝ち星なし(3分け3敗)と極度の不振に陥っていた。同紙はそれをファビオ・カンナバーロ監督の力量不足と糾弾し、浦和戦でもブラジル人トリオをすべて攻撃的な位置に配した采配を疑問視。とはいえ、浦和は「もっと酷い状況にあったはずなのに……」と記し、こう続けている。
 
「浦和はなぜかくもACLでは強いのか。彼らは広州恒大の比ではなく、公式戦10試合で勝利がなかったのだから(5分け5敗)。J1リーグでは13位ながら降格の危機に瀕しており、天皇杯ではアマチュアのホンダFCに敗れた。にもかかわらず、ACLでは無類の勝負強さを誇るのだから不思議だ。(準々決勝では)上海上港もまた、彼らの驚異的な底力の前に屈したのである」

 
 とはいえ、広州恒大にしても“日本キラー”の極みだ。過去のACLノックアウトラウンドで日本勢の後塵を拝したことはなく、FC東京、柏レイソル(2回)、セレッソ大阪、ガンバ大阪、鹿島アントラーズ(2回)と7回の対戦機会のすべてをモノにしている。

 このビッグデータを紹介しつつ、『新浪体育』紙は「手強い浦和ながら、ジンクスの勝負となれば最後に笑うのは広州恒大だ。日本サッカー界にとっては彼らもまた悪魔なのだ」と綴り、「第2レグは延長戦、そしてPK戦までもつれ込むかもしれない。そして、広州恒大が勝つ!」と期待を寄せた。
 
 運命の準決勝第2レグは3週間後、10月23日に広州で開催される予定だ。浦和は勝つか引き分ければ、2年ぶりのファイナル進出が決まる。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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