「噛みつきがなければ…」名手キャラガーが古巣リバプールの“忌まわしい記憶”を回想。全てはスアレスの蛮行で――

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年09月22日

前シーズンの出場停止が持ち越され…

闘争心をむき出しに戦うことで知られるスアレス(奥)。その持ち味が仇となり蛮行に及んでしまった。 (C) Getty Images

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 プレミアリーグの強豪リバプールは、1989-90シーズンを最後にトップリーグ制覇から遠のいている。ビッグイヤーを14年ぶりに手中に収めた昨シーズンも、国内リーグではマンチェスター・シティとのデッドヒートの末に勝点1差で競り負けた。

 そんなレッズにとって忘れ難き1年となっているのが、13-14シーズンだ。当時のリバプールは、マンチェスター・C、チェルシー、アーセナルと終盤戦まで猛烈な優勝争いを繰り広げていたが、36節のチェルシー戦を落とすと、続く敵地でのクリスタル・パレス戦でも3-0から3点差を追いつかれてドローに終わり、24年ぶりの戴冠を逃した。

 この時に優勝を逸した原因は一体何だったのか。「もしも、彼が間違いを犯さずに試合に出ていれば、違う結果になっていた」と証言するのは、元リバプールのDFジェイミー・キャラガーだ。

 現在、英衛星放送『Sky Sports』の人気解説者となっているキャラガーが悔いたのは、当時絶対的なエースとして君臨していたルイス・スアレスの“愚行”である。

 2012-13シーズンの終盤に行なわれたチェルシー戦で、ウルグアイ代表FWは相手DFのブラニスラフ・イバノビッチの腕に噛みつく蛮行に及んでいたのだ。

 結局、スアレスには、12-13シーズン残りの4試合と翌シーズン開幕後の5試合の出場停止処分が下された。得点源を欠くことになったチームダメージは小さくなかった。

『Sky Sports』の番組内で当時のことを問われたキャラガーは、「ルイスの噛みつきには、試合中は全く気が付かなかったが、ロッカールームに戻ってからイバノビッチが噛まれたことを聞いた。本人は否定していたけどね」と明かしたうえで、チームが負った影響をこう回想した。

「あの行動の代償を翌シーズンに払うことになった。ルイスはリーグでも圧倒的なベストプレイヤーであったし、毎試合のようにゴールを決めていた。実際、開幕後のリバプールは、サウサンプトンに敗れ、スウォンジーとは引き分けて、勝点5を失ったんだ。もし、スアレスがプレーしていれば、両方とも確実に勝利したはずだよ。

 そのシーズン、ルイスがプレミアリーグ、選手、フットボール記者が選ぶ年間最優秀選手賞を総なめにし、誰もが彼がいなかったことによる代償を忘れていたけど、彼がシーズンの出だしにプレーしていれば、間違いなく結果は変わっていた」

 今もリバプール・ファンの脳裏にこびりついている忌まわしい記憶を拭い去るには、ユルゲン・クロップ監督の下で、プレミアリーグのタイトルを獲るほかないだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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