アジア・チャンピオンズリーグ（ACL）の準々決勝第１戦、広州恒大対鹿島アントラーズは８月28日、広州天河スタジアムで日本時間の21時キックオフで行なわれている。

　鹿島は怪我から復帰したレオ・シルバが７月13日のJ１・19節の仙台戦以来となるスタメン出場。先発は、GKクォン・スンテ、DFは左から町田浩樹、犬飼智也、チョン・スンヒョン、小泉慶の顔ぶれ。中盤はレオ・シルバと三竿健斗のコンビ、両サイドは左に白崎凌兵、右にセルジーニョ。前線は土居聖真と伊藤翔の２トップとなった。

　一方の広州は“中国代表”に招集されたエウケソンのほか、ブラジル代表のパウリーニョ、タリスカといったタレントが順当に名を連ねた。

　試合は序盤、レオ・シルバが際どいミドルシュートを放つなど鹿島が攻勢に出るが、出方を窺っていたホームの広州も、スタンドを埋め尽くした大サポーターの声援をバックに徐々に反撃。パウリーニョ、タリスカらが前線でボールを収め、攻撃の推進力を上げて鹿島ゴールに襲い掛かる。30分、タリスカの目の覚めるようなボレーシュートは、GKクォン・スンテがパンチングでセーブ。直後には中国代表のヤン・リーユーが抜け出すも、再びクォン・スンテが１対１のシーンでビッグセーブを見せ、難を逃れた。

　前半はともにゴールなく、０-０で終了した。