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「ラウールは頭を抱えている」久保建英のマジョルカ移籍にカスティージャ指揮官の本音は…

カテゴリ:海外日本人

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年08月23日

「自由にプレーしていいとも伝えていた」と現地紙

久保(右)をカスティージャの中軸と考えていたラウール監督(左)。3部リーグ開幕を目前に控え、プランの見直しを迫られているという。(C)Getty Images

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 日本代表FW久保建英のマジョルカ移籍を受けて、ショックを隠せないのが元スペイン代表の至宝だ。今季からレアル・マドリーのカスティージャ(Bチーム)を率いるラウール・ゴンサレス監督である。
 
 マドリーの久保に関する基本路線は、トップチームのジネディーヌ・ジダン監督が明かした通りだった。日々のトレーニングはトップチームとともにこなし、週末のリーグ戦はカスティージャが属するセグンダB(スペイン3部リーグ)でプレーするというもの。入団当初からトップチームに帯同してカナダ、アメリカ、ドイツと遠征し、いくつかのテストマッチで出色の出来を見せた久保だが、シーズン開幕が近づくにつれて、ゲーム出場はカスティージャに限られていった。
 
 ラウール監督はカスティージャの練習試合で、久保を2戦連続で先発起用。しかもフルタイム出場させ、若きチームメイトたちとの連携を深めさせた。そしていよいよ今週末に3部リーグ開幕というタイミングで、木曜日にマジョルカ移籍が決定したのだ。
 
 スペイン全国紙『MARCA』は「ラウールにとってクボのマジョルカ移籍は痛恨の一撃」と題し、次のようにレポートしている。
 
「ラウールがクボを大いに評価していたのは疑いようがない。経験不足の若者が多いチームにあって、彼はリーダーとなり得る存在であり、すでにA代表(日本代表)としてコパ・アメリカなど国際大会にも出場している。2部昇格への切り札と見なしていただろうし、同じくカスティージャに軸足を置くロドリゴ・ゴエスが戦線離脱となるなか、クボの引き留めに躍起だった。右サイドでプレーさせ、背番号7を与え、自由にプレーしていいとも伝えたが……。クボに代わる中心的存在は見当たらない。ラウールはチーム強化を根本から見直さねばならず、頭を抱えている」

 
 ジダン監督やラウール監督が、久保と最後にどのような会話を交わしたのかは分からない。やはり本心はマドリードに残り、研鑽を積んでほしいと考えていただろうか。
 
 いずれにせよ、賽はすでに投げられた。スペインの首都から700キロ離れた美しい島で、久保の新たなチャレンジが幕を開ける。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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