アルゼンチン代表MFをレンタルで
プレミアリーグの移籍期限の最終日、いわゆるデッドラインデーとなった8月8日に精力的な動きを見せたのが、トッテナム・ホットスパーだ。
ユベントスのアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラの獲得を目指して、粘り強く交渉を続けたものの、最終的にユーベ側が放出しない決断を下し、このディールは破談となった。
とはいえ、その裏でふたりの俊英レフティーを手中に収めている。フルアムのイングランドU-21代表MFライアン・セセニョンと、ベティスのアルゼンチン代表MFジオバニ・ロ・チェルソだ。
ユベントスのアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラの獲得を目指して、粘り強く交渉を続けたものの、最終的にユーベ側が放出しない決断を下し、このディールは破談となった。
とはいえ、その裏でふたりの俊英レフティーを手中に収めている。フルアムのイングランドU-21代表MFライアン・セセニョンと、ベティスのアルゼンチン代表MFジオバニ・ロ・チェルソだ。
前者は2024年までの5年契約を締結。英公共放送『BCC』によると移籍金は2500万ポンド(約32億5000万円)で500万ポンド(約6億5000万円)のインセンティブが付与されるという。また後者は、買い取りオプション付きのレンタル移籍となっている。
19歳のセセニョンはSBからウイングまでこなせる左サイドのスペシャリストで、17-18シーズンにイングランド2部で46試合・15ゴールを挙げて昇格に貢献し、大ブレイク。ただ、プレミア1年目となった昨シーズンは本領を発揮できず、チームも降格の憂き目に遭っていた。
「ネクスト・ベイル」とも評されるスピードスターが、“本家”がトッププレーヤーの仲間入りを果たしたトッテナムで殻を破れるか。
一方、23歳のロ・チェルソは、17年の1月に渡ったパリ・サンジェルマンでは思うような結果が残せなかったが、昨夏に移籍したベティスで覚醒。キケ・セティエン監督の攻撃サッカーにすぐさまフィットし、チーム最多の9ゴール挙げただけでなく、高精度のパスでチャンスメークでも寄与した。同胞のマウリシオ・ポチェティーノ監督の下で、さらなる飛躍が期待される。
このロ・チェルソという後釜を確保したことで、スペイン行きを志願しているクリスティアン・エリクセンの移籍交渉が一気に進むことになるのか。注目だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
19歳のセセニョンはSBからウイングまでこなせる左サイドのスペシャリストで、17-18シーズンにイングランド2部で46試合・15ゴールを挙げて昇格に貢献し、大ブレイク。ただ、プレミア1年目となった昨シーズンは本領を発揮できず、チームも降格の憂き目に遭っていた。
「ネクスト・ベイル」とも評されるスピードスターが、“本家”がトッププレーヤーの仲間入りを果たしたトッテナムで殻を破れるか。
一方、23歳のロ・チェルソは、17年の1月に渡ったパリ・サンジェルマンでは思うような結果が残せなかったが、昨夏に移籍したベティスで覚醒。キケ・セティエン監督の攻撃サッカーにすぐさまフィットし、チーム最多の9ゴール挙げただけでなく、高精度のパスでチャンスメークでも寄与した。同胞のマウリシオ・ポチェティーノ監督の下で、さらなる飛躍が期待される。
このロ・チェルソという後釜を確保したことで、スペイン行きを志願しているクリスティアン・エリクセンの移籍交渉が一気に進むことになるのか。注目だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部