2017より年3回のペースで全国各地を回っている「KAMAMOTO Football
Festival」の本年度の2回目が、北海道の札幌で開催された。
会場の札幌サッカーアミューズメントパークは、隣にコンサドーレ札幌の下部組織のサッカー場があり、さらに隣の市営コート2面を含めると、人工芝、天然芝含め計5面が集まる、地元のサッカーどころ。当日は天候にも恵まれ、およそ130人の子どもたちが集結した。
開会式で、今回の特別講師に招かれた吉原宏太氏が「全国各地の子どもたちと触れ合っている釜本さんに札幌のパワーを印象付けましょう!」と子どもたちに気合を入れて、サッカー教室がスタートした。
前半は低学年と高学年に分かれて、ウォーミングアップを兼ねた基礎練習。「現代サッカーには欠かせないもの」(釜本氏)として、今回はいつもよりドリブルを重点的に指導していた。
後半はお待ちかね、ミニゲーム。過去取材してきた他の地域よりもバチバチした感じはなく、その日初めて会った子たちと楽しくサッカーをしている姿が印象的だった。この辺が北海道らしさなのかもしれない。
最後は恒例のリフティング大会が行なわれ、各学年の優勝者には講師2人のサインが書かれたサッカーボールが手渡された。約4時間のプログラムは大盛況のまま、終了した。
閉会式では、講師それぞれからメッセージが。釜本氏は練習中にも何度も伝えていた「正確にやること」「考えてプレーすること」の大切さを改めて話し、吉原氏は「リフティング大会でのボールタッチも、今日の練習会も、それから講師や仲間との出会いも1度きり。その機会を大切に思って行動しよう」と語った。
この企画を通して元日本代表の講師から成長するためのヒントをたくさんもらったはず。それぞれが成長して、これからも北海道の子どもたちのパワーを見せつけてほしい!
次回の「KAMAMOTO Football Festival」は10月に福岡で開催される。8月下旬より募集開始。
