躍進の大分を支えたFW藤本憲明が神戸へ電撃移籍!「永遠に僕は『LOVE TRINITA』です」

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年08月07日

藤本は今季リーグ戦で8得点。得点ランクでは9位につけている

チームでは10番を背負い中心選手として活躍していた藤本憲明。写真:徳原隆元

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 J1のヴィッセル神戸は8月7日、大分トリニータのFW藤本憲明の加入を発表した。

 藤本は大阪府出身の29歳。G大阪堺ジュニアユースから青森山田高、近畿大を経て、12年にJFLの佐川印刷SCに入団。16年に移籍したJ3(当時)の鹿児島で、1年目に15得点、2年目の17年に24得点と2年連続のJ3得点王に輝いた。
 
 18年に移籍したJ2(当時)の大分でも12得点を挙げ、6年ぶりとなる大分のJ1昇格に貢献。
 
 今季J1開幕の鹿島戦では2得点を挙げ、史上初の4カテゴリー(JFLからJ1まで)で開幕戦ゴールを達成し話題にもなった。今シーズンの藤本は、ここまでリーグ21試合に出場し、8得点を挙げている。
 
 現在リーグ6位の大分で躍進の原動力となってきたエースストライカーの電撃移籍。以下は大分のオフィシャルHPでの藤本のコメント。
 
「いつも応援してくれているみなさん、この度ヴィッセル神戸に移籍することを決断しました。眠れなくなるほど悩みました。ここまで僕を成長させてくれた仲間、スタッフ、いつもどんな時でも応援してくれたサポーターのみなさん、感謝しかありません。
 シーズン途中で去ってしまう事になって本当に申し訳ありません。必ずトリニータはJ1残留できると信じていますし、僕も成長してきます。
 永遠に僕は『LOVE TRINITA』です。あっという間の1年半でしたがかけがえのない濃い1年半でした。またスタジアムで会いましょう。本当にありがとうございました。
 勇者であれLOVE TRINITA」
 大分愛を隠さない藤本だったが、地元関西でさらなる活躍ができるか? 移籍先の神戸では元スペイン代表のアンドレス・イニエスタやダビド・ビジャら世界的名手との共演も期待される。

 ただし、主力として活躍していた大分とは違い、また一からポジション争いをし、結果を残していかなければならない。神戸オフィシャルHPで加入の決まった藤本はこうコメントしている。

「はじめまして、大分トリニータから移籍しました藤本憲明です。得点やアシストでチームに貢献したいと思います。ファン、サポーターのみなさんに一日でも早く認めてもらえるように頑張りますのでよろしくお願いします。」

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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