「肩書きを変えてくれ!」勝利したマドリー戦後、トッテナム指揮官ポチェティーノがイライラを隠せず…。その理由は?

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年07月31日

「私は本当に何も知らされていないんだ」

テストマッチに勝利した後の記者会見で、フロントの情報開示に不満をもらしたポチェティーノ。 (C) Getty Images

画像を見る

 プレミアリーグのトッテナムは、現地時間7月30日、ドイツで行なわれた親善マッチ「アウディ・カップ」でレアル・マドリーに1-0で勝利した。25日に行なわれたマンチェスター・ユナイテッドとのテストマッチには敗れた後の勝利とあって、選手たちは晴れ晴れとした表情を浮かべていた。

 だが、トッテナム指揮官マウリシオ・ポチェティーノの心は晴れなかったようだ。マドリー戦では去就が注目されているクリスティアン・エリクセンやダニー・ローズを先発で起用したが、試合後の記者会見でその起用法について尋ねられると、「このチームの移籍マーケットの状況は、不透明なんだだ」と、いら立ちを露わにした。

 英紙『Telegraph』によれば、ポチェティーノ監督は「選手たちの状況について、私は何も知らない。私は今、チームで指導しているだけ。彼らからベストを引き出そうとしているだけ」と述べた。

「(移籍が)あるのかないのか、選手の売り買いとか、契約を延長するのかしないのかとか、そういう決断権は私ではなく、クラブのフロントの手中にある。(チェアマンの)ダニエル・レビーの手の中にね」

 さらにポチェティーノは「今のところ、私はできるだけ最善のかたちでチームを運営している。このままの状態が続くなら、クラブは私の肩書を変える必要があるだろう。今の私の仕事は(マネジャーでなく)コーチだからだ」と続けている。

「私はプレーヤー個々の状況を担当していない。練習や試合の戦略、メソッド、哲学を描くことなどは私の担当分野だ。だが、ほかの分野は……今日の時点で、私はただコーチであるだけなのだと思うね」

 そして、契約状況は選手の心理面にも影響するだけに、ポチェティーノは「(将来のことを)選手が知るのは重要なことだと思う」と訴えた。

「クラブが(情報を)提供してくれたら、私たちはうれしい。もちろん、我々はベストを尽くすし、最高の結果を残そうと努めることに変わりはないがね。私の気持ち、感情のバランスはいつも同じだ。ただあまりにも情報が少なすぎる」

 以前も、クラブの移籍マーケットの方針に不満を表わしたことのあるポチェティーノ。昨季のチャンピオンズ・リーグ準優勝からさらなる飛躍を目指すチームにおいて、こうした現場との軋轢は招かれざるもののはずだが――。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト サッカーダイジェスト責任編集
    2月12日発売
    データ満載のNo.1名鑑
    2020 J1&J2&J3
    選手名鑑
    56クラブを完全収録!!
    詳細はこちら

  • 週刊サッカーダイジェスト サッカーダイジェスト2月27日号
    2月13日発売
    新シーズンを徹底展望
    J1&J2リーグ
    開幕ガイド
    選手名鑑を特別付録で!
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ワールドサッカーダイジェスト
    2月6日発売
    欧州強豪クラブの
    最終スカッドが確定!
    「冬の選手名鑑」
    写真&コメント付き
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVol.30
    1月17日発売
    完全保存版!
    第98回高校選手権
    決戦速報号
    静岡学園が24年ぶりV
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ