来日会見で古巣への想いを明かす
7月16日、都内でバルセロナのフランス代表FWアントワーヌ・グリエーズマンが、クロアチア代表MFのイバン・ラキティッチとともにチェルシーとヴィッセル神戸と戦う「楽天カップ」に向けた記者会見に臨んだ。
今夏の移籍マーケットでアトレティコ・マドリーからバルセロナへ移籍してきたグリエーズマン。現在28歳とキャリアの絶頂期にあるフランス代表FWは、まずは加入後の心境を口にした。
「ここに移籍できたという結果にはとても満足しているし、とにかく早くプレーしたいと思っている。そして、日本で初めてバルサの仲間とプレー出来ることを嬉しく思う」
今夏の移籍マーケットでアトレティコ・マドリーからバルセロナへ移籍してきたグリエーズマン。現在28歳とキャリアの絶頂期にあるフランス代表FWは、まずは加入後の心境を口にした。
「ここに移籍できたという結果にはとても満足しているし、とにかく早くプレーしたいと思っている。そして、日本で初めてバルサの仲間とプレー出来ることを嬉しく思う」
日本へのコメントもする余裕を見せたグリエーズマンだが、バルサ移籍は一筋縄で成立したものではなかった。古巣のアトレティコが、契約解除金2億ユーロ(約250億円)から1億2000万ユーロに下がる7月1日より前の今年3月の時点で、バルサと合意していたことを国際サッカー連盟(FIFA)に訴えたからだ。
一連の問題について、グリエーズマンは、「チョロ(ディエゴ・シメオネの愛称)を始めとするアトレティコの仲間たちには良い結果があることを祈っているよ」と語り、次のようにも続けた。
「そういうことを言ってきたのは、僕がアトレティコではクラブの顔となっていたからだろうね。ただ、もう僕はバルサの戦術や雰囲気に馴染むことを考えているし、心はバルサにあるよ」
バルサに心血を注ぐ覚悟を口にしたグリエーズマン。そんなフランス代表FWは、日本でいかなるパフォーマンスを見せるのか――。まずは、明日のチェルシー戦でのプレーに注目したい。
取材・文●羽澄凜太郎(サッカーダイジェストWeb編集部)