「『結果』ってなんだろう(笑)」
日本代表GKのシュミット・ダニエルが13日の鹿島アントラーズとの試合を最後に、所属するベガルタ仙台からベルギー1部のシント=トロイデンへと移籍した。試合は0-4で敗れたが、試合後には壮行セレモニーが行なわれた。
そのセレモニーでは「(海外は)難しいことだらけ。今まで何回も挫折してきたように、これからも挫折をたくさん味わうと思います。それでも乗り越え続けてきたので、これからも乗り越えられるように頑張ります。応援よろしくお願いします」などと話し、その後にサポーターの声援に応えるべくスタジアムを一周した。
その時『仙スタで闘った漢は結果を出すまで帰って来るな!』との横断幕がサポーターから披露された。もちろんシュミットの目にも入っていた。
「あれ(横断幕)を見て『結果』ってなんだろうと考えていましたけど、分かりませんでした(笑)。とにかく毎試合勝てるように頑張ります」
そのセレモニーでは「(海外は)難しいことだらけ。今まで何回も挫折してきたように、これからも挫折をたくさん味わうと思います。それでも乗り越え続けてきたので、これからも乗り越えられるように頑張ります。応援よろしくお願いします」などと話し、その後にサポーターの声援に応えるべくスタジアムを一周した。
その時『仙スタで闘った漢は結果を出すまで帰って来るな!』との横断幕がサポーターから披露された。もちろんシュミットの目にも入っていた。
「あれ(横断幕)を見て『結果』ってなんだろうと考えていましたけど、分かりませんでした(笑)。とにかく毎試合勝てるように頑張ります」
そう笑顔を見せたシュミットだったが、セレモニー中は涙を浮かべていた。とりわけ一緒にトレーニングを行なっていたGK陣には特別な想いがあったようだ。
「どんな時も一緒に戦ってきた、特にGKの皆との、いろいろな想いがこみ上げてきて、ちょっとぐっときました。(シーズン)残り半分のベガルタのゴールマウスは彼らに任せて何の問題もないし、むしろ自分よりよくやってくれると思うので、とにかく支えてくれた皆に感謝したいです」
去り際に『10年後にもし仙台から声がかかったら?』と聞いてみた。答えは「10年後はまだ海外でバリバリやっている予定なので、そのイメージはしていません。すいません」とのこと。ただ「実家はあるんで」と含みを持たせた。
取材・文●古沢侑大(サッカーダイジェスト編集部)
「どんな時も一緒に戦ってきた、特にGKの皆との、いろいろな想いがこみ上げてきて、ちょっとぐっときました。(シーズン)残り半分のベガルタのゴールマウスは彼らに任せて何の問題もないし、むしろ自分よりよくやってくれると思うので、とにかく支えてくれた皆に感謝したいです」
去り際に『10年後にもし仙台から声がかかったら?』と聞いてみた。答えは「10年後はまだ海外でバリバリやっている予定なので、そのイメージはしていません。すいません」とのこと。ただ「実家はあるんで」と含みを持たせた。
取材・文●古沢侑大(サッカーダイジェスト編集部)