より魅力的な条件を備えているのは…
今夏でアトレティコ・マドリーの退団を発表したアントワーヌ・グリエーズマンは、バルセロナ移籍が有力と言われていた。だが、ここにきて、パリ・サンジェルマンのネイマール獲得もしきりに噂されている。
パリSGのナセル・アル・ケライフィ会長が、フランス・メディアのインタビューで、事実上のネイマール放出を認めるような厳しいコメントを口にして以来、セレソンの10番の去就を巡る報道は後を絶たない。レアル・マドリーが獲得を望んでいるとの声もあるが、有力な移籍先として挙がっているのが、古巣のバルセロナだ。
グリエーズマンとネイマール。どちらの獲得も、莫大な資金を要するのは間違いない。それだけに、バルサはどちらかを“選択”しなければならないだろう。
そこで、スペイン紙『MARCA』は6月20日、どちらを獲得すべきかをアンケート調査。回答した6万人以上のユーザーのうち、42%がネイマールと回答。グリエーズマンが27%で、ネイマールがやや有利。どちらも不要が、31%を占めた。
パリSGのナセル・アル・ケライフィ会長が、フランス・メディアのインタビューで、事実上のネイマール放出を認めるような厳しいコメントを口にして以来、セレソンの10番の去就を巡る報道は後を絶たない。レアル・マドリーが獲得を望んでいるとの声もあるが、有力な移籍先として挙がっているのが、古巣のバルセロナだ。
グリエーズマンとネイマール。どちらの獲得も、莫大な資金を要するのは間違いない。それだけに、バルサはどちらかを“選択”しなければならないだろう。
そこで、スペイン紙『MARCA』は6月20日、どちらを獲得すべきかをアンケート調査。回答した6万人以上のユーザーのうち、42%がネイマールと回答。グリエーズマンが27%で、ネイマールがやや有利。どちらも不要が、31%を占めた。
さらに、獲得した場合のメリットとデメリットを、それぞれ5つずつまとめている。下記に紹介しよう。
「アントワーヌ・グリエーズマン獲得の場合」
メリット
1、ラ・リーガでの実績があるゴールスコアラー
2、7月になると、契約解除金は1億2000万ユーロ(約156億円)に下がり、現在の相場では“お買い得”
3、タイトル奪取にハングリー
4、最も重要な国際舞台での経験を持つ
5、複数のポジションをこなせるユーティリティー性
デメリット
1、昨年、バルセロナからの誘いを断っている
2、ファンは獲得に反対
3、ロッカールームも反対
4、ピッチ外で目立ちたがり
5、18-19シーズンは低調だった
「ネイマール獲得の場合」
メリット
1、世界最高の選手のひとり
2、バルサとラ・リーガを知っている
3、2人のスター、さらにチーム全体とも申し分のない関係
4、復帰すれば大反響を呼ぶ
5、失地回復しようと雪辱に意気込む
デメリット
1、前回の退団経緯で一部ファンは反対
2、移籍金とサラリーの高さ
3、スポーツ面以外の生活態度
4、移籍後にボーナスを巡りバルサを訴えたこと
5、故障が多い
条件としては一長一短といえるだろう。世界最高額で引き抜かれたネイマールを2年越しに呼び戻すのか。それとも、昨年フラれたグリエーズマンを招き入れるのか。バルサの決断が注目される。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部