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「クボの素晴らしき日々の幕開け」「チリには何の混乱もなかった」スペイン紙は久保建英の先発デビューを祝福。森保Jの戦いぶりは酷評

カテゴリ:海外日本人

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年06月18日

「ウエダはチリのベストフレンドだった」とも…

チリ戦で先発出場。90分戦い抜いた久保の姿に、スペイン紙は称賛を送っている。(C) Getty Images

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 現地時間6月17日、ブラジルで開催されているコパ・アメリカの日本対チリがサンパウロのモルンビー・スタジアムで行なわれ、日本は0-4で敗れた。

 スペイン全国紙『MARCA』は、久保建英の先発A代表デビューを「久保にとって素晴らしい日々」と、大々的に報じている。

「2週間前まで17歳だった久保建英は6月4日に18歳となり、メモリアルな時間を過ごしている。この間、彼はA代表デビューを飾り、レアル・マドリーと5年間の契約を結び、ブラジルの地で初の先発に名を連ねた。きっとこの2週間は、彼にとって忘れられないものになったはずだ。

 試合中に彼が随所に見せたプレーは、久保が最も高いレベルの舞台でプレーする準備ができていることを、森保一監督に確信させただろう。日本の21番を知らなかった、チリ人を含む約2万人のファンに対して、65分にはゴール前で華麗に踊り、サイドネットの外側に突き刺すシュートを放った。チリとの差を埋めるためのチャンスを逸して彼は悔しがっていたが、強烈な印象を残した。90分を終えて、最後に疲れもみせていたが、この大会は、彼にとって始まりに過ぎない」

 こうして久保の存在感に拍手を送る一方、日本の戦いぶりについてはシビアに評している。

「チリは何の混乱もなく初戦を終えることができた。日本にチャンスはあった。1点を奪われた後、チリの最終ラインのミスから上田が飛び出し、ボールを奪って運ぶシーンは確かなチャンスだった。しかし彼のドリブルはたわみ、チャレンジは失敗に終わった。上田はある意味、チリのベストフレンドだった。

 日本のプレーヤーたちはハーフタイムを経てもパターンに変化はなく、結果も変わらなかった。チリに2点を奪われた際、日本にはほとんど選択肢がなかった。上田はその後も好機を外していたが、日本が敗北した理由は、それだけではない。日本が点を取るために前がかりになったところを、チリは見逃さなかった。すかさずゴールを狙ったアレクシス・サンチェス、そして2ゴールを奪ったエドゥアルド・バルガスのほうが上手だったのだ」

 ブラジルの地でまずは完敗を喫した若き日本代表。次なるウルグアイとの対戦で、どこまで成長した姿を見せられるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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