ベジクタシュ新監督が香川真司の再獲得を熱望! ドルトムント僚友との二枚獲りを狙う

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年06月04日

どんな逆転のシナリオを用意しているのか

コパ・アメリカには参戦しない香川。はたしてこの6月中に新天地は定まるのだろうか。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

 現在、キリンチャレンジカップに臨む日本代表に合流中の香川真司。ベジクタシュでの4か月間に及んだレンタル期間を終え、所属元のボルシア・ドルトムントに籍を戻しているが、来季の構想外となるのは明らかだ。イングランドのウェストハム・ユナイテッドやエバートンなどが新天地候補に挙がっている。
 
 そんななか、トルコの複数メディアが報じているのがベジクタシュの“再アタック”だ。香川を最後までレギュラーとして起用しなかったセノール・ギュネス監督が退任し、トルコ代表監督に復帰。代わって招聘されたのが、バシャクシェヒルをトルコ屈指の強豪に鍛え上げた智将、アブドゥラ・アブシェ氏だ。この新指揮官が、香川の才能にご執心なのだという。
 
 全国紙『Sabah』は「アブジェ新監督はスカッドの見直しに着手した。すでに退団が決まっている選手についてももう一度吟味すると語っており、不満を抱いているリカルド・カレスマの前線起用にも言及している」と記し、「指揮官はカガワに対してはきわめて高い評価を下している」とした。しかも、「ベジクタシュは同じくドルトムントで戦力外のオマル・トプラクとカガワの二枚獲りを画策している」のだという。
 
 トプラクはトルコ代表CBで、2017年夏に鳴り物入りでバイヤー・レバークーゼンからドルトムントに入団。1年目は重宝されたが、ルシアン・ファーブル政権となった今季は出場機会が激減した。この夏にドルトムントは香川を含めて大量12選手の放出が予想されるが、トプラクもそのひとりだ。

 
 ただ、香川もトプラクも、ドルトムント側は完全移籍での売却を目ざしている。獲得となるとそれぞれ1000万~1200万ユーロ(約13億~15億6000万円)の費用を捻出せねばならない。トルコのスポーツサイト『Sporx』によれば、「ベジクタシュは両選手のレンタル契約を打診する予定。ドルトムントは交渉のテーブルに着くだろう」と予測するが、どうだろうか。とくに香川とドルトムントの現行契約は来年夏までで、ここで売却しなければ1年後にはフリートランスファーとなってしまう。ローン提示は受け付けないと予測されるが……。
 
 冬の獲得の際も、粘り強い交渉と熱いハートで香川を射止めたベジクタシュ。なにかしらの逆転シナリオを描いているのか。今後の動向に注目だ。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【関連記事】
「日本は真の王者だ」「韓国とは大違い!」中国紙が“踏み付け愚行”から日韓比較論を展開
「サムライよ、行かないでくれ!」香川真司の惜別メッセージにベジクタシュ・ファンが大反響!
「どんどん自分のプレーをやって!」香川真司が日本代表“初参戦”の久保建英へ送ったアドバイスとは?
「ピッチに入れば年齢は関係ない」"追う立場"になった香川真司が代表サバイバルを歓迎
【森保ジャパン最新序列|MF&FW編】初選出の久保の立ち位置は?注目は南野と香川のバトル

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ