祖父と同じCBながら、目標としているのは──
フットボール史に燦然と輝く伝説の名手、フランツ・ベッケンバウアー。現役時代はバイエルン・ミュンヘン、西ドイツ代表の守備の要として活躍し、ワールドカップをはじめ数多のタイトルを奪取した。引退後も指導者となってワールドカップを再度制するなど結果を叩き出し、バイエルンではビジネスマンとしても辣腕を振るってきた、73歳だ。
カイザー(皇帝)の愛称で親しまれたベッケンバウアーの孫が、プロ契約目前なのだという。日本代表の原口元気、浅野拓磨が所属しているブンデスリーガ1部、ハノーファー96のユースチームに所属しているルカ・ベッケンバウアー。現在18歳で、ここ数週間はトップチームの練習に合流し、首脳陣から高い評価を得ているようだ。
バイエルン、シャルケと渡り歩いてきたルカ青年。ポジションは偉大なる祖父と同じセンターバックで、184センチのがっちりした体格の持ち主である。本人はドイツ紙『BILD』のインタビューで、「祖父のプレーからインスピレーションをもらうことはあっても、同じような選手になりたいと思ったことはないです。タイプがまるで違うので」とキッパリ。目標としているのは、リバプールのフィルジル・ファン・ダイクや、レアル・マドリーのセルヒオ・ラモスだという。
カイザー(皇帝)の愛称で親しまれたベッケンバウアーの孫が、プロ契約目前なのだという。日本代表の原口元気、浅野拓磨が所属しているブンデスリーガ1部、ハノーファー96のユースチームに所属しているルカ・ベッケンバウアー。現在18歳で、ここ数週間はトップチームの練習に合流し、首脳陣から高い評価を得ているようだ。
バイエルン、シャルケと渡り歩いてきたルカ青年。ポジションは偉大なる祖父と同じセンターバックで、184センチのがっちりした体格の持ち主である。本人はドイツ紙『BILD』のインタビューで、「祖父のプレーからインスピレーションをもらうことはあっても、同じような選手になりたいと思ったことはないです。タイプがまるで違うので」とキッパリ。目標としているのは、リバプールのフィルジル・ファン・ダイクや、レアル・マドリーのセルヒオ・ラモスだという。
バイエルンの下部組織時代には、有名すぎる名字をわざと偽って試合に出たこともある。当時の指導者が配慮し、余計なプレッシャーが成長の妨げになると判断したからだ。とはいえ、当の本人はさほど気にしておらず、時折ハノーファーの仲間に「カイザー!」と呼ばれてからかわれている。しっかり地に足をつけて、将来を見据えているのだ。
「祖父とはフットボールのことだけじゃなくていろんな話をしてますし、相談に乗ってもらいます。ただ、最終的に決めるのは僕自身。シャルケからハノーファーへの移籍も自分で決めましたし、我が家はみんなそんな感じです。いまの目標はブンデスリーガでプレーすること。ぜひとも叶えたいですね」
「祖父とはフットボールのことだけじゃなくていろんな話をしてますし、相談に乗ってもらいます。ただ、最終的に決めるのは僕自身。シャルケからハノーファーへの移籍も自分で決めましたし、我が家はみんなそんな感じです。いまの目標はブンデスリーガでプレーすること。ぜひとも叶えたいですね」