去る４月18日、楽天株式会社が「Rakuten Cup Supported by スカルプD（以下、「Rakuten Cup」）」の開催を発表。楽天がパートナーシップを結ぶスペインの名門クラブ、FCバルセロナとプレミアリーグの名門チェルシーFCが７月に来日し、「Rakuten Cup」でFCバルセロナがチェルシーFCとJリーグのJ１に所属する楽天グループのヴィッセル神戸とそれぞれ対戦する。
 
　試合日程は、７月23日（火）にFCバルセロナ対チェルシーFC（埼玉スタジアム2002）、同27日（土）にヴィッセル神戸対FCバルセロナ（ノエビアスタジアム神戸）の２試合が実施される予定だ。
 
　リオネル メッシをはじめとするスター軍団で、ラ・リーガ優勝25回を誇るFCバルセロナと、メガクラブがひしめくプレミアリーグで優勝６回のチェルシーFCが日本で対戦するのはもちろん初めて。FCバルセロナに所属していた神戸のアンドレス イニエスタやダビド ビジャ、セルジ サンペールが古巣との対決に臨むなど、両試合ともに世界のサッカーファン注目のカードとなりそうだ。
 
　楽天の三木谷浩史代表取締役会長兼社長は、今回の「Rakuten Cup」について、次のようにコメントしている。
「私たちは、世界的に有名な『FCバルセロナ』を日本に招致できることをとても誇りに思います。本イベントは、『ヴィッセル神戸』がヨーロッパのサッカーを牽引するクラブのひとつである『FCバルセロナ』と対戦できる機会であると同時に、『FCバルセロナ』および『チェルシーFC』のサッカー界における世界最高峰のプレーを日本のファンに観ていただける機会でもあります。また、この対戦を通じて日本のサッカーのレベルや存在感を世界に広めること、そして日本のサッカー界の次世代を担う若手選手たちに良い刺激となることにも期待を寄せています」
 
　また元FCバルセロナの選手で現在はクラブのテクニカルセクレタリーを務めるエリック アビダル氏は「私たちは、『Més que un Club（クラブ以上の存在）』というスローガンを掲げていますが、楽天との関係も、『パートナーシップ以上』のものです」と楽天との友好関係を強調。さらに「日本のファンに『バルサ流』のサッカー技術をお見せできることを楽しみにしています」と話し、魅惑のポゼッションサッカーを披露することを約束した。
 
　一方、チェルシーFCのブルース バック会長は「日本のサッカーファンに、『FCバルセロナ』との対戦がエキサイティングな試合になることをお約束します。歴史的な試合を日本で開催できることは、『チェルシーFC』にとっても誇らしいことです」と、FCバルセロナとの対戦を心待ちにしているようだ。
 
「Rakuten Cup」に関する情報は、近日公開される公式ウェブサイトにて掲載される予定。また、両試合とも、日本と世界中のサッカーファンに向けて、楽天および各地域におけるパートナーによる配信・放送を予定している。また、観戦チケットは、４月19日（金）から抽選先行販売を開始。チケット販売に関する情報は、「楽天チケット」の「Rakuten Cup」チケット専用サイト（URL： http://r-t.jp/rakutencup2019）にて掲載されている。