[Ｊ１リーグ８節]広島0-1FC東京／４月19日（金）／Ｅスタ

　鮮やかな一撃だった。
 
　アウェーのエディオンスタジアム広島に乗り込んだ、サンフレッチェ広島との首位攻防戦。FC東京のエースが、71分に待望の先制点を叩き込む。こぼれ球を拾った大森晃太郎からの横パスを受けたディエゴ・オリヴェイラが迷わずに右足を振り抜くと、強烈なミドルシュートがゴールに突き刺さった。
 
　フラッシュインタビューに笑顔で登場したブラジリアンは、「厳しい試合になるのは分かっていました。あまり良い試合ではなかったかもしれませんが、お互いに無敗で迎えた首位攻防戦で、勝点３を取れたのは良かったです」と１点を争った厳しい試合を総括。自身のゴールについては、「ゴールを決めてチームに貢献できているのは嬉しいです」としつつも、「今日の試合も誰が決めても良いと思っていましたし、チームが勝つことが大事です」と謙虚に語った。
 
　D・オリヴェイラは、この日のゴールでリーグ戦４戦連発のシーズン６点目。大分トリニータの藤本憲明と並ぶ、Ｊ１得点ランキングトップに浮上している。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部