「オレたちの方が強い」と挑発されたことをきっかけに。
試合前に繰り広げられた舌戦は、ユニホーム交換で決着するかと思われた――。だが、実際はそうはならなかった。
4月13日、ミランはセリエA第32節でラツィオを1-0と下した。この勝利にティエムエ・バカヨコの喜びはひとしおだっただろう。というのも、試合前に、相手CBフランチェスコ・アチェルビから挑発されていたからだ。
「個々ではオレたちのほう強い」。そう口にしたイタリア代表DFに対し、バカヨコはSNSで「OK、アチェルビ、土曜に会おう」と返していた。
バカヨコの反応に、アチェルビは、「誰に対してもリスペクトを欠くつもりはなかったんだ!サッカーはこういう試合を気持ちの入ったものにしてくれる。ただのゲームだけど、世界で最高のゲームだ」と敬意を払ったうえで、試合に意気込んでいた。
結果、ミランが制した試合後には、両者はユニホームを交換。イタリア紙『Gazzetta dello Sport』によれば、アチェルビが一連の舌戦を「終わりにしよう」と申し出たそうだ。そして、バカヨコはユニホーム交換に応じた。
だが、アチェルビにとって予想外だったのは、バカヨコが決勝点をあげた同僚フランク・ケシエと一緒に、そのユニホームをゴール裏のミラン・サポーターに掲げたことだろう。
4月13日、ミランはセリエA第32節でラツィオを1-0と下した。この勝利にティエムエ・バカヨコの喜びはひとしおだっただろう。というのも、試合前に、相手CBフランチェスコ・アチェルビから挑発されていたからだ。
「個々ではオレたちのほう強い」。そう口にしたイタリア代表DFに対し、バカヨコはSNSで「OK、アチェルビ、土曜に会おう」と返していた。
バカヨコの反応に、アチェルビは、「誰に対してもリスペクトを欠くつもりはなかったんだ!サッカーはこういう試合を気持ちの入ったものにしてくれる。ただのゲームだけど、世界で最高のゲームだ」と敬意を払ったうえで、試合に意気込んでいた。
結果、ミランが制した試合後には、両者はユニホームを交換。イタリア紙『Gazzetta dello Sport』によれば、アチェルビが一連の舌戦を「終わりにしよう」と申し出たそうだ。そして、バカヨコはユニホーム交換に応じた。
だが、アチェルビにとって予想外だったのは、バカヨコが決勝点をあげた同僚フランク・ケシエと一緒に、そのユニホームをゴール裏のミラン・サポーターに掲げたことだろう。
バカヨコの再挑発ともとらえられる行為に、アチェルビは当然、憤慨。自身のSNSで、「終わりにしようと交換したのに、憎しみを扇動するのはスポーツではなく、弱さの表れだ」と非難した。
この投稿に、ラツィオの同僚チーロ・インモービレも「ピッチの中でも外でも最高級である選手のユニホームを掲げたのは、2人のちっちゃい男たちだ。気にするなよ」と応答。バカヨコとケシエを批判している。
再び火をつけてしまったバカヨコは、「冗談のつもりだった。誰に対してもリスペクトを欠くつもりはなかったんだ。気分を害したのなら、アチェルビには謝るよ」と謝罪。ケシエも「心から謝罪するよ。単なる冗談でしかなかった。すべての人に最大限のリスペクトを」と続けた。
ただ、バカヨコとケシエの行動は、SNSでも賛否両論を呼んでいる。
「先に挑発したのはアチェルビじゃないか!」
「クラブの真摯さの問題。罰金を科すべき」
「昔はマルディーニやシェフチェンコがいたのに…」
「トロフィーの代わりにユニホームを掲げている…かわいそうに」
「片方(アトレティコ・マドリー戦でのクリスチアーノ・ロナウド)はよくてもう片方はダメなのか」
エンターテイメント性を増す皮肉なのか、それとも侮辱的な挑発行為なのか、受け止め方は人によって分かれているようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
この投稿に、ラツィオの同僚チーロ・インモービレも「ピッチの中でも外でも最高級である選手のユニホームを掲げたのは、2人のちっちゃい男たちだ。気にするなよ」と応答。バカヨコとケシエを批判している。
再び火をつけてしまったバカヨコは、「冗談のつもりだった。誰に対してもリスペクトを欠くつもりはなかったんだ。気分を害したのなら、アチェルビには謝るよ」と謝罪。ケシエも「心から謝罪するよ。単なる冗談でしかなかった。すべての人に最大限のリスペクトを」と続けた。
ただ、バカヨコとケシエの行動は、SNSでも賛否両論を呼んでいる。
「先に挑発したのはアチェルビじゃないか!」
「クラブの真摯さの問題。罰金を科すべき」
「昔はマルディーニやシェフチェンコがいたのに…」
「トロフィーの代わりにユニホームを掲げている…かわいそうに」
「片方(アトレティコ・マドリー戦でのクリスチアーノ・ロナウド)はよくてもう片方はダメなのか」
エンターテイメント性を増す皮肉なのか、それとも侮辱的な挑発行為なのか、受け止め方は人によって分かれているようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部