引退後はユーべのDFコーチに就任という噂も
ユベントスのレジェンド、アンドレア・バルザーリが4月13日、今季限りでの現役引退を発表した。
同日のセリエA第32節、1-2で敗北したスパル戦に先発出場したバルザーリは、試合後に「6月で現役を退く」と発言。肉体の限界が訪れたと明かした。欧州スポーツ専門チャンネル「Sky Sports」イタリア版が報じている。
「すごく考えた。サッカー選手をやっていると、引退後のことを考えるのはなかなか大変だ。けれど、ケガのためにそれをせざるを得なくなった」
実際、今季のバルザーリは負傷による長期離脱もあり、リーグ戦出場6試合、チャンピオンズ・リーグ(CL)3試合と出場機会には恵まれていない。
2011年1月に加入してから、バルザーリはユーベに大きく貢献してきた。なかでもジョルジョ・キエッリーニ、レオナルド・ボヌッチとのトリオは”BBC”と称賛され、サポーターに愛された。
素晴らしい実績も残している。リーグ7連覇、4度のコッパ・イタリア制覇など数々のタイトル獲得に貢献し、獲得したタイトルは15にのぼる。さらに、ジャンルイジ・ブッフォンとともに2度のチャンピオンズリーグ決勝進出にも尽力。イタリア代表としては、2006年のドイツワールドカップ制覇にも貢献した。
そんな守備の職人として高く評価されてきたバルザーリだけに、地元メディアはこれからユーベでのDFコーチに就任とも報じているようだ。
同日のセリエA第32節、1-2で敗北したスパル戦に先発出場したバルザーリは、試合後に「6月で現役を退く」と発言。肉体の限界が訪れたと明かした。欧州スポーツ専門チャンネル「Sky Sports」イタリア版が報じている。
「すごく考えた。サッカー選手をやっていると、引退後のことを考えるのはなかなか大変だ。けれど、ケガのためにそれをせざるを得なくなった」
実際、今季のバルザーリは負傷による長期離脱もあり、リーグ戦出場6試合、チャンピオンズ・リーグ(CL)3試合と出場機会には恵まれていない。
2011年1月に加入してから、バルザーリはユーベに大きく貢献してきた。なかでもジョルジョ・キエッリーニ、レオナルド・ボヌッチとのトリオは”BBC”と称賛され、サポーターに愛された。
素晴らしい実績も残している。リーグ7連覇、4度のコッパ・イタリア制覇など数々のタイトル獲得に貢献し、獲得したタイトルは15にのぼる。さらに、ジャンルイジ・ブッフォンとともに2度のチャンピオンズリーグ決勝進出にも尽力。イタリア代表としては、2006年のドイツワールドカップ制覇にも貢献した。
そんな守備の職人として高く評価されてきたバルザーリだけに、地元メディアはこれからユーベでのDFコーチに就任とも報じているようだ。
ただ、バルザーリ本人は現時点では今後について「あらゆることに魅力を感じている。これからしっかり検討するよ。自分に何ができて、何に関心を持つか、何に大きな情熱を感じるかを理解しないとね」と述べたという。
「Sky Sports」は、バルザーリが引退することで、2006年W杯優勝メンバーであるイタリア代表の選手が全員ユニホームを脱ぐことになると報道。
そして最後に、バルザーリの次世代へのメッセージを紹介している。
「サッカーは大きく変わった。グラウンドに行きたい、献身的に頑張りたい、向上したいという意欲を取り戻すことが大切だ。生まれながらの才能で最高級になる選手もいれば、頭を使い、練習して強くなる選手もいる。口じゃなく、強くなり、そこにとどまろうという意欲で地位を築く選手がね。
今の若い子は、おしゃべりばかりで行動が伴わないことも多い。でも、ユーベには向上心のある若手たちがいる。彼らには、つねに献身的になり、経験豊富な者の言葉を聞くように助言したい」
”先輩”の金言は、若い選手たちの胸に届くだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部