注目の妻、ワンダはなんと語った?
53日ぶりのピッチでスタメンに名を連ね、ポストを叩くシュートを放ち、相手選手を退場に追いやり、PKで2カ月以上ぶりの得点を記録して、“敵”と言われたチームメートへのアシストもマーク。インテルのマウロ・イカルディの復帰戦は、この上ない結果だったと言えるだろう。
今年2月13日にクラブからキャプテンマークをはく奪されて以降、イバン・ペリシッチをはじめとする一部チームメートとの確執やクラブとの対立が騒がれてきたイカルディは、4月3日に行なわれたセリエA第29節のジェノア戦でようやく戦列に復帰した。
ルチアーノ・スパレッティ監督が先発起用を明言した2日、インテルのウルトラス「クルヴァ・ノルド」は、声明でイカルディを痛烈に批判。クラブに放出を求め、「イカルディはもうインテルの一員ではない」と、決別を宣言していた。
イタリア紙『Gazzetta dello Sport』によると、実際、ジェノア戦前のウォームアップでは、インテルのサポーターから「クソったれ、出ていけ」と、イカルディには罵声が飛んでいたという。
だが、背番号9はチームが先制して迎えた20分、カウンターからポストを叩くシュートを放つと、39分の決定機で相手に対するレッドカードを誘発。直後のPKを自ら決めた。
今年2月13日にクラブからキャプテンマークをはく奪されて以降、イバン・ペリシッチをはじめとする一部チームメートとの確執やクラブとの対立が騒がれてきたイカルディは、4月3日に行なわれたセリエA第29節のジェノア戦でようやく戦列に復帰した。
ルチアーノ・スパレッティ監督が先発起用を明言した2日、インテルのウルトラス「クルヴァ・ノルド」は、声明でイカルディを痛烈に批判。クラブに放出を求め、「イカルディはもうインテルの一員ではない」と、決別を宣言していた。
イタリア紙『Gazzetta dello Sport』によると、実際、ジェノア戦前のウォームアップでは、インテルのサポーターから「クソったれ、出ていけ」と、イカルディには罵声が飛んでいたという。
だが、背番号9はチームが先制して迎えた20分、カウンターからポストを叩くシュートを放つと、39分の決定機で相手に対するレッドカードを誘発。直後のPKを自ら決めた。
イカルディのゴールは実に1月31日のコッパ・イタリア準々決勝以来となる。セリエAでは、昨年12月15日のウディネーゼ戦(16節)以来、約4か月ぶりの得点だ。これでインテルでの通算得点が「123」となって、元イタリア代表FWクリスティアン・ヴィエリに並び、クラブ歴代8位タイに浮上した。
さらにイカルディは54分にペリシッチのチーム3点目もアシスト。一連の騒動で確執が取りざたされていたチームメートに花を持たせ、抱擁もかわした。数的優位のインテルは、その後さらに1点を加え、4-0と快勝している。
試合後、代理人も務める妻のワンダ・ナラは、「誇りに思うわ。いつもあなたと一緒よ」とツイート。スパレッティ監督も「もっと得点できたが、彼は良い試合をした。チームはすべてにおいてインテルを優先させたんだ」と述べた。
「イカルディは払うべき代償を払った。チームをリスペクトしなければ、外れるのが正しい。これで彼も加わり、我々はもっと強くなれる。彼はチームと連携しなければいけないし、チームは彼が得点できる状況にしなければいけない。PKで彼は気質を示した」
同節でライバルのミラン、ラツィオ、ローマが勝点を落とし、来シーズンのチャンピオンズ・リーグ出場権争いで一歩優位に立ったインテル。次節は7日にホームでアタランタと対戦する。ラウタロ・マルティネスの負傷もあり、再び先発出場が見込まれるイカルディは、本拠地サン・シーロでどのようにファンから受け止められるだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
さらにイカルディは54分にペリシッチのチーム3点目もアシスト。一連の騒動で確執が取りざたされていたチームメートに花を持たせ、抱擁もかわした。数的優位のインテルは、その後さらに1点を加え、4-0と快勝している。
試合後、代理人も務める妻のワンダ・ナラは、「誇りに思うわ。いつもあなたと一緒よ」とツイート。スパレッティ監督も「もっと得点できたが、彼は良い試合をした。チームはすべてにおいてインテルを優先させたんだ」と述べた。
「イカルディは払うべき代償を払った。チームをリスペクトしなければ、外れるのが正しい。これで彼も加わり、我々はもっと強くなれる。彼はチームと連携しなければいけないし、チームは彼が得点できる状況にしなければいけない。PKで彼は気質を示した」
同節でライバルのミラン、ラツィオ、ローマが勝点を落とし、来シーズンのチャンピオンズ・リーグ出場権争いで一歩優位に立ったインテル。次節は7日にホームでアタランタと対戦する。ラウタロ・マルティネスの負傷もあり、再び先発出場が見込まれるイカルディは、本拠地サン・シーロでどのようにファンから受け止められるだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部