鎌田のラストパスに木下が足で合わせてゴール
現地時間4月3日、ベルギーリーグのプレーオフ2(PO1)の第2節が行なわれ、シント=トロイデン(STVV)は2部のベールスホットと対戦。2-1で勝利した。
プレーオフ2(PO2)は、レギュラーシーズンの7~15位と2部の3チームを加えた計12チームをA、Bのふたつのグループに分け、6チームが総当たり戦を実施。日程を終えた後、プレーオフ2Aとプレーオフ2Bの1位同士が対戦し、勝者にはヨーロッパリーグ(EL)予選の参戦権を賭けたプレーオフ1チームとの対戦権が与えられる。
STVVは、森岡亮太擁するシャルルロワ、豊川雄太が所属するオイペンのほか、オーステンデ、ベールスポット、ウェステルローと同じプレーオフ2Aに参加。EL参加を目指して1位を狙う。
初戦のシャルルロワを3-1で勝利したSTVVは、前節同様、先発に冨安健洋、鎌田大地、木下康介、遠藤航の4人が名を連ねた。もう一人の日本人選手、関根貴大はベンチスタートとなった。
STVVは開始早々からベールスホットに対して積極的に攻勢に出る。しかし、前掛かりになったところを狙われ、10分、右サイドからダンテ・バンゼイルに鋭いシュートを許し、1点を失う。
だが、前節も1点を奪われてから巻き返しに成功したSTVVは、もちろんこれでは終わらない。
29分、躍動したのは日本人コンビだった。左サイドからDFの裏へ飛び出した鎌田がエリア内まで駆け上がり、中央へマイナスのクロスを送る。そこに合わせて走り込んだ木下が滑り込みながら左足で合わせ、待望の同点弾を生んだ。線審は鎌田の飛び出しをオフサイドと判定したが、VARによってゴールが認められたため、STVVは試合を振り出しに戻す。
その後もSTVVは前線の鎌田、アレクシス・デ・サール、木下の3人が連係してチャンスを作るが、フィニッシュの精度を欠いたまま前半を終えた。
後半キックオフから間もない55分、STVVの左サイドに入っていたエルトン・アコラトスが負傷のために退場するトラブルに見舞われる。しかし57分、右CKからのこぼれ球がエリア内でベールスホットDFの腕に当たり、STVVがPKを獲得。これをジョーダン・ボタカがきっちり決めて、2-1と逆転に成功した。
その後は中盤でプレッシャーを掛け合い、攻守が目まぐるしく入れ替わる展開が続いた76分、木下と交代で関根が投入される。これで左サイドからの攻撃を活性化したSTVVは85分に鎌田、88分には関根が、90分には鎌田と関根の連係でシュートを放つが、どれもゴールには結びつかなかった。
それでも冨安、遠藤ら守備陣の奮闘もあって1点のリードを守り切ったSTVVは、アウェーで勝利を収め、PO2で2連勝を飾った。次の第3節は4月6日(現地時間)にアウェーでウェステルロと対戦する。
また、同日行われたオイペン対ウェステルロー戦(0-3)には豊川雄太が先発出場。シャルルロワ対オーステンデ戦(1-2)で森岡亮太はベンチ外となっている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
プレーオフ2(PO2)は、レギュラーシーズンの7~15位と2部の3チームを加えた計12チームをA、Bのふたつのグループに分け、6チームが総当たり戦を実施。日程を終えた後、プレーオフ2Aとプレーオフ2Bの1位同士が対戦し、勝者にはヨーロッパリーグ(EL)予選の参戦権を賭けたプレーオフ1チームとの対戦権が与えられる。
STVVは、森岡亮太擁するシャルルロワ、豊川雄太が所属するオイペンのほか、オーステンデ、ベールスポット、ウェステルローと同じプレーオフ2Aに参加。EL参加を目指して1位を狙う。
初戦のシャルルロワを3-1で勝利したSTVVは、前節同様、先発に冨安健洋、鎌田大地、木下康介、遠藤航の4人が名を連ねた。もう一人の日本人選手、関根貴大はベンチスタートとなった。
STVVは開始早々からベールスホットに対して積極的に攻勢に出る。しかし、前掛かりになったところを狙われ、10分、右サイドからダンテ・バンゼイルに鋭いシュートを許し、1点を失う。
だが、前節も1点を奪われてから巻き返しに成功したSTVVは、もちろんこれでは終わらない。
29分、躍動したのは日本人コンビだった。左サイドからDFの裏へ飛び出した鎌田がエリア内まで駆け上がり、中央へマイナスのクロスを送る。そこに合わせて走り込んだ木下が滑り込みながら左足で合わせ、待望の同点弾を生んだ。線審は鎌田の飛び出しをオフサイドと判定したが、VARによってゴールが認められたため、STVVは試合を振り出しに戻す。
その後もSTVVは前線の鎌田、アレクシス・デ・サール、木下の3人が連係してチャンスを作るが、フィニッシュの精度を欠いたまま前半を終えた。
後半キックオフから間もない55分、STVVの左サイドに入っていたエルトン・アコラトスが負傷のために退場するトラブルに見舞われる。しかし57分、右CKからのこぼれ球がエリア内でベールスホットDFの腕に当たり、STVVがPKを獲得。これをジョーダン・ボタカがきっちり決めて、2-1と逆転に成功した。
その後は中盤でプレッシャーを掛け合い、攻守が目まぐるしく入れ替わる展開が続いた76分、木下と交代で関根が投入される。これで左サイドからの攻撃を活性化したSTVVは85分に鎌田、88分には関根が、90分には鎌田と関根の連係でシュートを放つが、どれもゴールには結びつかなかった。
それでも冨安、遠藤ら守備陣の奮闘もあって1点のリードを守り切ったSTVVは、アウェーで勝利を収め、PO2で2連勝を飾った。次の第3節は4月6日(現地時間)にアウェーでウェステルロと対戦する。
また、同日行われたオイペン対ウェステルロー戦(0-3)には豊川雄太が先発出場。シャルルロワ対オーステンデ戦(1-2)で森岡亮太はベンチ外となっている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部