【U-20代表】斉藤光毅のゴラッソは空砲に… 欧州遠征初戦は1-4でポーランドに完敗

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年03月22日

一度は斉藤のオーバーヘッドで同点に追い付くも、日本は後半に3失点

鮮やかなボールコントロールからオーバーヘッドを決めた斉藤。飛び級での参戦ながら、しっかりと結果を残してみせた。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 現地時間3月22日、欧州遠征中のU-20日本代表がU-20ポーランド代表と対戦した。

 5月にポーランドで開幕するU-20ワールドカップの開幕戦と決勝戦が行なわれる会場を使用した今回の親善試合。U-20代表を指揮する影山雅永監督はGKに大迫敬介、最終ラインに左から鈴木冬一、角田涼太朗、瀬古歩夢、菅原由勢を並べた。中盤の底には平川怜と伊藤洋輝を起用。2列目には喜田陽、安部裕葵、最前線に斉藤光毅、櫻川ソロモンを配置。キャプテンマークは安部が付けた。

 試合は序盤からポーランドのペース。日本はパワーを生かしたアグレッシブな攻めに苦戦し、大迫の好セーブなどで、なんとか凌いでいく。しかし、25分に左サイドの深い位置でFKを与えると、これを起点に最後は混戦からゴールを許して先制点を与えてしまった。
 
 30分以降に安部らを下げるなど、選手交代を積極的に行なった日本。その後も苦しい時間帯が続くなかで、飛び級で代表に参戦している横浜FCの成長株・斉藤が魅せる。鈴木の右CKを途中出場の小林友希がつなぐと、最後は豪快にオーバーヘッドで同点弾を叩き込んだ。

 1-1で迎えた後半も飛び級で選出された西川潤や藤本寛也らを投入するなど、フレッシュなメンバーを送り込んだ日本。その西川が得意の左足からシュートやスルーパスを繰り出し、チャンスを作り出す。しかし、68分だ。巧みにボールをつながれて中央を崩されると、再び失点。掴みかけていた流れを手放してしまった。

 さらに72分と83分にも豪快にゴール前中央からミドルシュートを叩き込まれ、勝負あり。1-4で敗れ、欧州遠征初戦を白星で飾れなかった。

 日本は遠征2戦目を行なうスペインに移動し、現地時間23日にU-20アルゼンチン代表と対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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