選手・監督 寸評／採点
※週刊サッカーダイジェスト10.7号（９月23日発売）より
 
【G大阪】
［GK］
1　東口順昭　6　
前半の永井のシュートを好セーブ。パンチングも正確で最後を締めた。
［DF］
14　米倉恒貴　6　
立ち上がりはやや押し込まれたが、機を見て積極的に攻め上がった。
6　金正也　6　
今季リーグ初先発。前半は杉本に手を焼いたが徐々に積極性を発揮。
5　丹羽大輝　6　
守備はほぼノーミス。果敢な攻め上がりで好パスを供給する場面も。
22　オ・ジェソク　6　
局面の粘り強さとハードな守備で南野を封じる。連係面も良かった。
［MF］
15　今野泰幸　6.5　
バイタルエリアを自由に使わせず、強気な守備でピンチの芽を摘む。
7　遠藤保仁　6.5　
相手が嫌がるエリアへ好パスを連発。守備でも身体を張っていた。
13　阿部浩之　7　
見事な飛び出しで先制点をゲット。質の高い動きは圧巻と表現できる。
11　倉田秋　6　
守備意識は高かったが、攻撃面では本来の積極的な仕掛けが少ない。
［FW］
39　宇佐美貴史　6　
厳しいマークに手こずりながらも、先制の場面では絶妙なパスを送る。
29　パトリック　6　
前半の決定機を逃したのはいただけないが、基点として機能した。
［交代出場］
20　佐藤晃大（FW）　6　
凡ミスがあわや失点につながりかけたが、今季初ゴールは評価に値。
10　二川孝広　‐　
バイタルで違いを作り出す。２点目につながる好シュートも放った。
9　リンス（FW）　‐　
投入時、ほとんど時間がなかったが、懸命にシュートを狙い続けた。
［監督］
長谷川健太　6.5　
佐藤の投入が裏目に出かけたが、強気な交代策は最終的に奏功した。
 
 
【C大阪】
［GK］
21キム・ジンヒョン　6　
キックミスが多かったが、相手の際どいシュートを再三セーブした。
［DF］
3　染谷悠太　5.5　
局面の対応で致命的ミスはなかった。丸橋の背後を懸命にカバー。
14　丸橋祐介　5　
パトリックに終始手を焼いた。１失点目も阿部のランに対応できず。
17　酒本憲幸　5.5　
精度の低いクロスで攻め上がりが台無しに。対人の守備も不安定。
23　山下達也　5.5　
空中戦で競り負けず最終ラインを支えた。攻めでも気持ちを見せる。
［MF］
5　長谷川アーリアジャスール　5　
先制されたシーンでは宇佐美に寄せ切れず。攻守で中途半端だった。
11　楠神順平　5.5　
ドリブルで引き付け南野に好パスを送るが、高い位置でも勝負したい。
13　南野拓実　5.5　
後半の決定機は枠に飛ばせず。守勢に回る時間が長く輝きを放てず。
25　キム・ソンジュン　4.5　
攻撃時にイージーなミスが多過ぎる。守備でも軽いプレーが目立つ。
［FW］
9　永井龍　6　
ポスト直撃のシュートを放ち、G大阪にとって一番恐い存在だった。
20　杉本健勇　5　
序盤は空中戦での強さを見せていたが、もっとシュートを打ちたい。
［交代出場］
10　フォルラン（FW）　5.5　
与えられた時間は十分だったものの、相手の脅威にはなれなかった。
33　カカウ（FW）　‐　
ボールが回らずに孤立。シュートを打てなかったが責めるのは酷か。
26　秋山大地（MF）　‐　
相手に中盤を制圧された展開で、最後まで流れを変えられずに終了。
［監督］
大熊裕司　5.5　
苦しい持ち駒で追う展開を強いられたが、永井の交代は不可解だ。
 
［試合内容］
序盤はC大阪のプレスに苦戦を強いられるも、37分に宇佐美の絶妙なパスから阿部が決めてG大阪が先制。攻め手を欠いたC大阪を尻目に、主導権を握り続けて89分に佐藤が追加点を奪い、３試合連続の完封勝利を飾った。