【ACL速報】15本以上のシュートを放つも無得点。広島は90分で勝負を付けられずに延長戦へ

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年02月19日

残り10分を切ってパトリックを投入したが…

82分から登場したパトリックは前線で起点になるも、ゴールは奪えず。(C)SOCCER DIGEST

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 アジア・チャンピオンズリーグのプレーオフ、サンフレッチェ広島対チェンライ・ユナイテッドの一戦は2月19日、広島のホーム、広島広域公園陸上競技場で19時から行なわれている。

 広島は日本代表の青山敏弘、守護神の林卓人を欠き、エースのパトリックもベンチスタート。中軸を欠くなか、城福浩監督は若手主体でこの一戦に臨む。

 システムは3-4-2-1を採用し、スタメンはGKに大迫敬介、最終ラインに左から佐々木翔、吉野恭平、荒木隼人を起用。中盤の底には松本泰志と川辺駿が並び、ウイングバックには左に柏好文、右にエミル・サロモンソン、シャドーには柴﨑晃誠と野津田岳人、最前線には皆川佑介が入った。

 試合は立ち上がりから広島のペース。柴﨑や野津田を軸にテンポよくボールをつなぎ、相手陣内へと攻め込む。しかし、この日はゴール前で精度を欠いてしまう。
 
 10分に皆川が獲得したPKを自ら蹴るも決め切れない。18分には立て続けにCKとFKを得るも、決定機には結び付かず。その後も何度も敵陣へと迫ったが、最後のところでラストパスが合わずに時間だけが経過。広島は試合を支配しながらもネットを揺らせず、タイのFAカップ王者チェンライ・Uに対して前半を0-0で終えた。

 迎えた後半も広島は猛攻を仕掛ける。両ウイングバックのE・サロモンソン、柏も積極的に攻撃へ加わり、前半以上の勢いでゴールをこじ開けにいく。

 それでも今日の広島は得点に見放される。25分にE・サロモンソンのパスから柴﨑がミドルシュートを放つも、GKがファインセーブ。この流れからCKを獲得すると、途中出場の東俊希がゴール前に絶好球を供給。走り込んだ荒木がボレーで合わせるも、これはバーに嫌われてまたもやネットを揺らせない。

 均衡を破れないなか、城福監督は82分にパトリックを投入。エースの決定力に勝負の行方を託した。しかし、最後まで得点が奪えず、勝負の行方は延長戦に委ねられた。
 
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