いわきから世界へ――。バスケス・バイロンが高校選抜に並々ならぬ意欲を燃やすワケ

カテゴリ:高校・ユース・その他

松尾祐希(サッカーダイジェストWEB)

2019年02月16日

熾烈な争いを勝ち抜き、高校選抜の一員としてドイツ遠征に挑めるか

15日の練習試合でもキレのある動きを見せたバスケス。16日のU-18Jリーグ選抜戦では結果を残せるか注目だ。(C)SOCCER DIGEST

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 2月15日、日本高校サッカー選抜は流通経済大と練習試合を行なった。25分×3本で大学生に胸を借りた一戦は0-3で敗れる形になったものの、青森山田からいわきFCへ加入したバスケス・バイロンはキレのあるドリブルで攻撃をリードした。
 
 高校選抜を指揮する朝岡隆蔵監督(市立船橋)が4-3-3を採用しているため、バスケスは青森山田でも務めていた左ウイングで1本目と2本目に出場。2本目の15分には得意のカットインから左足でシュートを放つなど、0-3で敗れた一戦でも決定機を作り出して高校選抜への生き残りをアピールした。
 
 今冬の高校サッカー選手権では圧巻の出来を見せ、チームの日本一に貢献して脚光を浴びたバイロン。海外でのプレーを目標とし、卒業後はいわきFCに加入して日々トレーニングに励んでいる。

 早速、所属クラブではハワイで行なわれた「Pacific Rim Cup 2019」に出場。その国際大会では高卒1年目ながらMLSのチームと対戦し、肌で海外クラブの強さを実感した。11日の3位決定戦では決勝ゴールとなるPKを決めるなど、上のレベルでも戦える手応えも掴んだ。「攻撃面は本当に自信が付いたし、この前も海外の相手とやってある程度攻撃は出来るなと感じた」という本人の言葉からも、自信に満ち溢れている様子が窺える。
 
 いわきFCに加え、高校選抜の活動にも参加しているため日程は過密。それでも、「過密日程ですけどこれもいい経験です」という本人の言葉通り、ポジティブに毎日を過ごすのは多くの人に自身の存在を示したいと考えているからだ。それがいわきFCから世界へ羽ばたく最短ルートにもなる。

 だからこそ、バイロンは4月に行なわれる高校選抜のドイツ遠征への参加を切望しており、まずはメンバー入りを果たすために結果を残すことしか考えていない。

「いわきでは筋トレもよくやっている。そこでみんなで差を付けられるようにして、身体を鍛えて(ドイツ遠征では)目を付けられて輝くような選手になりたい」とはバイロンの言葉だ。まずは16日にU-18Jリーグ選抜と対戦する「ネクストジェネレーションマッチ」でアピールし、海外クラブと戦う権利を掴むために戦う。

取材・文●松尾祐希(サッカーダイジェストWEB編集部)

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