「これからも僕のサッカーを見守っていただけたら嬉しいです」
現地2月3日、カタールのアル・ドゥハイル公式サイトが日本代表MF中島翔哉を獲得したと発表。ポルトガル・リーグのポルティモネンセからの完全移籍で、移籍金や契約年数などは明らかにされていない。
中島本人はすでにカタール入りしており、現地でクラブの練習にも参加している。
そんななか、公式発表に伴い中島が自身のブログを更新。カタール移籍に至った正直な心境を発信している。中島のもとにも、国内外のファンが移籍に非常に大きな関心を持っていたことは伝わっていたようだ。
「僕自身も様々なニュースが流れていることは知っていました。その中でニュースを見ている方やいつも応援してくれている方々が、今回の移籍に関して少し誤解をしているかもしれないと感じています」
そう前置きをしたうえで、ポルティモネンセやスタッフには感謝の想いを述べ、さらに、自分自身でカタールを選択したことを告白している。
中島本人はすでにカタール入りしており、現地でクラブの練習にも参加している。
そんななか、公式発表に伴い中島が自身のブログを更新。カタール移籍に至った正直な心境を発信している。中島のもとにも、国内外のファンが移籍に非常に大きな関心を持っていたことは伝わっていたようだ。
「僕自身も様々なニュースが流れていることは知っていました。その中でニュースを見ている方やいつも応援してくれている方々が、今回の移籍に関して少し誤解をしているかもしれないと感じています」
そう前置きをしたうえで、ポルティモネンセやスタッフには感謝の想いを述べ、さらに、自分自身でカタールを選択したことを告白している。
中島が以前、テレビ番組のインタビューで「ヨーロッパでプレーしていたい」という発言があったことはファンの間で知られていた。これについては、「誤解をさせるような伝え方をしてしまったのは申し訳ないと思っています」とし、カタールを選択した理由をこのように綴った。
「僕が移籍する時に大切にしていることは、お金や名声、リーグのレベルやチームの知名度ではなく、一般的な知名度やレベルを一度忘れて、自分の目で見て、自分の中でそのチームの強さを決め、自分のプレースタイルに合っているかどうかを見極めることです。
なぜなら、強いチームやとても有名なチームであっても、その時の自分に合っていなければ意味がないですし、チームやリーグのステップアップが必ずしも自分にとってのステップアップになるわけではないと思っているからです」
実際に移籍を決める前にはカタールに2度渡り、クラブのサッカーや監督の考えに触れる機会を得ていたほか、生活環境なども確かめていたようだ。そして、サッカー面ではもちろん、自分と家族にとって快適に暮らせる環境であると確認したうえでの選択だという。
「もしかしたら甘いと言われるかもしれないですが、僕はこれから先ずっとあくまでもサッカーは楽しいスポーツとしてやっていきたいと思っていますし、何よりも大切な家族と共に楽しい環境にいることが、自分の目指しているサッカーをすることに繋がると思います。
自分の意思で決めたことに対して後悔はしません。そして、これからも必ず自分の中のサッカーのレベルを上げて行こうと思っています。なので、これからも僕のサッカーを見守っていただけたら嬉しいです」
普段はシンプルな文章になることが多い中島が、ここまでの長文を発信することは非常に珍しい。新天地で中島が掲げる”楽しめるサッカー”に磨きがかかることを期待したい。