アジアカップ決勝の日本代表対カタール代表は２月１日、UAE・アブダビのザイード・スポーツシティ・スタジアムで18時（日本時間23時）キックオフで行なわれている。

　日本は準決勝で負傷退場したボランチの遠藤航が欠場。イラン戦で遠藤に代わって途中投入された塩谷司が、代役として決勝のスタメンに起用された。日本は遠藤を除けば、準決勝のイラン戦と同じ顔ぶれとなった。カタールはエースのFWアルモエズ・アリなどが順当に先発に名を連ねた。

　試合は互いに慎重な立ち上がり。日本は中盤にしっかりと守備ブロックを築き、カタールのパス回しに堅実な対応を見せる。しかし12分、日本はゴール前で一瞬の隙を突かれる。左サイドのアクラム・アフィフからエリア内中央のアリにパスを入れられると、巧みなボールキープからバイシクルショットを決められてしまう。カタールが先制する展開となった。アリは最多得点記録を更新する９ゴール目。またアフィフも今大会９アシスト目となった。

　先制された日本は、カタールにポゼッションを許し、主導権を握られる流れとなる。そして27分、中盤の守備が甘くなったところを突かれた日本は、アブデルアジズ・ハティムに鮮やかな弧を描く左足ミドルを決められてしまう。日本が２点のビハインドを負う展開となった。

　日本は42分、前線の連係から大迫勇也が抜け出しかかるが、シュートを打ち切れず。その直後のCKからの流れで、原口元気からのクロスに大迫が合わせようとするが、これもシュートには至らない。

　結局、前半はカタールが２対０とリードして終了した。

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