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伊藤達哉が新ポジションで9戦ぶり先発、酒井高徳はフル出場! ハンブルク、リーガ再開初戦を白星で飾る

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年01月31日

大部分の時間帯を敵陣で過ごす

ウィンターブレイク中にインサイドハーフでのプレーに手応えを掴んだという伊藤。積極性を見せ、チャンスにも絡んだが、スムーズな連係を構築するのにはもう少し時間が必要だろう。 (C) Getty Images

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 1月30日(現地時間)、ブンデスリーガ2部の第19節が行なわれ、ハンブルクは2-1でザントハウゼンを下した。
 
 1か月以上の長いウィンターブレイクを終えて再開したリーガ。今シーズンの「秋の王者」ハンブルクが、15位のザントハウゼンをホームに迎えた一戦、酒井高徳は開幕からの連続スタメンを維持し、伊藤達哉も実に9試合ぶりの先発出場を果たした。
 
 試合は立ち上がりからハンブルクがボールを保持し、3分にD・サントスが遠めからファーストシュートを放つ。9分には、D・サントスのスルーパスでホルトビーが抜け出して最初の決定機を迎えた。
 
 これはGKシューヘンにブロックされたが、ザントハウゼンのプレッシャーが弱いことで自由にボールを回せるホームチームはこの後、ホルトビーやD・サントスが相手DFラインの裏を突く縦パスを狙い、これにジャッタ、ナレイ、そして伊藤が反応するというプレーが幾度も見られた。
 
 伊藤はこの試合、定位置だった左サイドではなく、左のインサイドハーフを担当。ピッチを広く動きながら、積極的にゴール前にも走り込むなかで、チャンスを迎えるが、トラップが大きくなったり、飛び出しが早すぎたりして、これを活かすことができない。
 
 8割以上のボールポゼッションを誇るハンブルクは、ナレイのクロスをラソッガが合わせ損なうという34分の惜しい場面以降は攻めあぐねる時間が続いたが、前半終了間際の45分、D・サントスのスルーパスでジャッタが抜け出し、ダイレクトでの折り返しをラソッガが押し込んでゴールネットを揺らした。
 
 狙い続けたかたちでついに先制点を奪ったホームチームは、後半も立ち上がりから攻勢を維持し、61分にはCKからホルトビーのマイナスのクロスをナレイが合わせるという決定機も訪れた。
 
 しかし64分、ザントハウゼンが久々に攻め込み、元ハンブルクのディークマイアーがペナルティーエリア内でボールを持った際、ジャッタに倒されてPKを獲得。これをウッテンがゴール左隅に力強く蹴り込んで試合を振り出しに戻す。アウェーチームはこれが、この試合最初のシュートだった。
 
 一瞬の隙を突かれて同点とされたハンブルク。ダメージの残る失点かと思われたが、キックオフ後は再びボールを保持し続け、69分、ホルトビーからペナルティーエリア内でラストパスを受けたラゾッガが右足を振り抜き、すぐにリードを取り戻す。
 
 ハンブルクは直後にナレイ、伊藤を下げて、ハント、そして今冬にシュツットガルトから獲得したエズジャンを投入。変わらず、大部分の時間帯をザントハウゼン陣内で過ごし、幾度も相手ゴールに迫る。ただ時折前かかりになり、75分にはカウンターでシュロイゼナーに危ないシュートを浴びたりもした。
 
 その後、攻勢のホームチームはセットプレーからファン・ドロンヘレンがゴール左外にわずかに逸れるヘディングシュートを放ったり、ラゾッガが左足の一撃をクロスバーにヒットさせたりしたが、結局、2点目を挙げることはなかった。
 
 しかし、粘るザントハウゼンの攻撃をしのいでリードを守り切ったハンブルクは2019年初戦を白星で飾ることに成功。酒井は定位置の右サイドで奮闘を見せ、16試合連続のフル出場を果たした。
 
 次節、ハンブルクは2月2日にアルミニア・ビーレフェルトと敵地で対戦する。
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