• トップ
  • ニュース一覧
  • 「中島翔哉はカタールに行く」ポルティモネンセ関係者が認める。ポルトガル紙はパリSG行きを想定と報道

「中島翔哉はカタールに行く」ポルティモネンセ関係者が認める。ポルトガル紙はパリSG行きを想定と報道

カテゴリ:海外日本人

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年01月30日

「移籍先候補は8つあった」

カタール経由フランス行きで決着がつきそうな中島。パリSGには早くて来夏に移籍か。同クラブはモロッコ代表DFメディ・ベナティアの加入も発表されている。 (C) Getty Images

画像を見る

 中島翔哉の移籍先は、カタールの強豪アル・ドゥハイルで間違いないようだ。

 ポルトガル紙『A Bola』の取材に対し、ポルティモネンセ株の過半数を所有する株主のテオドロス・フォレンサ氏が中島の移籍先について「カタールである」と認めたという。

「彼には8つの選択肢があった。もちろんすぐにショウヤを移籍させることは望んでいなかったが、用意された環境は中島にとって非常に良かった。アル・ドゥハイルのルイ・ファリア新監督がショウヤにチームのプロジェクトを話し、彼を納得させた」

 実際にポルトガルの強豪ポルト、スポルティングなどからもオファーがあったことを認めたうえで、フォレンサ氏は会長も含め、今回の決断を支持しているとコメントしている。

 「昨日(実際はおととい)、すべてが解決した。主要なクラブからの提案をはねつけることはしたくなかったが、中島はすべてにおいて平均より上の能力を持っており、彼自身、”その時”だという自覚はあった。そして、彼には選択する権利がある」

 この移籍に関して英誌『The Sun』などは、リーグ・アンのパリSGが画策した”プロジェクト”であると指摘している。

 「アル・ドゥハイルとパリSGは、ともにカタール王室が所有するクラブだ。中島にパリSGへの道が開かれる可能性があることを示唆している。おそらくFFPを回避するためのレンタル移籍も視野に入っているはずだ」(『The Sun』)

 UEFA加盟クラブを対象としたファイナンシャル・フェアプレー規則(FFP)とは、移籍金などの支出が収入を上回ることを禁じるなどの規則が定められたもの。今回の中島のカタール移籍はこの規定を潜り抜けるための”裏ワザ”と捉える見方もある。

 フォレンサ氏はこうした国内外で囁かれたパリSGとの関わりについても、「先方から最大の提案を受けた」と認める発言をしている。

 また、かねてから報道されてきた通り、移籍金3500万ユーロ(約45億5000万円)で交渉が成立しているとすれば、過去に中田英寿がローマからパルマへ移籍した際に提示された約32億円を超え、日本人最高額での移籍となる。

 中島翔哉のカタール移籍はほぼ間違いない。あとは公式発表と、本人からのコメントが待たれるところだ。
【関連記事】
香川真司の移籍先はリーグ・アンのモナコ? それともスペイン2部のマラガ? 海外メディアが報じる
「ショウヤはこれ以上うちでプレーしない」ポルティモネンセ監督、中島翔哉の退団を認める
二度目の欧州挑戦へ! 森保ジャパンGK、権田修一が中島翔哉の所属するポルティモネンセへ完全移籍!!
中島翔哉の評価額がさらに急騰! 最新版「日本人フットボーラー推定市場価格」トップ50!|アジア杯
「ナカジマは“本物”の香りを放つアタッカー」 アジアカップ参加断念も市場人気は衰えず…オランダのサッカー専門誌が中島翔哉を特集

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ