立ち上がりから圧倒して前半に2得点。後半は終了間際にトドメの3点目
アジアカップ準々決勝の中国対イランが24日に行なわれ、イランが3-0で完勝して日本が待つベスト4へ駒を進めた。
前半は終始、イランが圧倒した。18分に相手DFのミスを見逃さなかったアズモンが高い位置でボールを奪い、フリーのタレミにラストパスを通して先制点を奪う。さらに26分にセットプレーから決定機を作ると、31分にもアズモンが魅せた。中国の最終ライン裏に出されたフィフティフィフティのボールに反応してDFに競り勝ち、GKもかわしてゴールに流し込んだのだ。
後半は前がかりになった中国の猛攻を受けて劣勢に立たされたが、それでもイランは要所を締めつつ、カウンターでチャンスをうかがう。試合終盤の90+1分にはDFのミスを見逃さずに高い位置でボールを奪い、アンサリファルドがトドメの3点目を奪って勝負を決めた。誤算だったのは、67分にイエローカードを受けたタレミが、累積警告で準決勝を出場停止になったことくらいだろう。
前半は終始、イランが圧倒した。18分に相手DFのミスを見逃さなかったアズモンが高い位置でボールを奪い、フリーのタレミにラストパスを通して先制点を奪う。さらに26分にセットプレーから決定機を作ると、31分にもアズモンが魅せた。中国の最終ライン裏に出されたフィフティフィフティのボールに反応してDFに競り勝ち、GKもかわしてゴールに流し込んだのだ。
後半は前がかりになった中国の猛攻を受けて劣勢に立たされたが、それでもイランは要所を締めつつ、カウンターでチャンスをうかがう。試合終盤の90+1分にはDFのミスを見逃さずに高い位置でボールを奪い、アンサリファルドがトドメの3点目を奪って勝負を決めた。誤算だったのは、67分にイエローカードを受けたタレミが、累積警告で準決勝を出場停止になったことくらいだろう。
日本とイランによる準決勝は現地28日に行なわれるが、日本が警戒すべきはFWアズモンだ。186センチの長身ストライカーは、スピード・パワーともに規格外。中国戦でのゴールシーンのように、裏のスペースに流れたフィフティフィフティのボールをモノにして、ひとりでゴールを陥れてしまう。
また、イランはここまで5試合で無失点と守備も抜群の安定感を誇っている。つけ入る隙が無いわけではないが、フィジカルを押し出した局面の激しさやプレッシングの早さには、日本も苦労させられそうだ。