シーズン後半へのいいアピールに
昨夏にベガルタ仙台からCSKAモスクワに完全移籍で加入した西村拓真が、テストマッチでゴールを記録した。対外試合での得点は移籍後初めてだ。
スペインのカンポアモールで合宿中の同クラブは、現地21日に行なわれたテストマッチでラトビアリーグ1部のヴェンツピルスと対戦。西村は3-4-3の3トップの一角で先発出場した。
CSKAモスクワに加入して半年が経過し、西村もだいぶロシアの水に馴染んできたようだ。試合中は積極的にボールを要求するなど、加入当初に比べて、格段にメンバーとのコミュニケーションも取れるようになってきている様子が窺えた。
スペインのカンポアモールで合宿中の同クラブは、現地21日に行なわれたテストマッチでラトビアリーグ1部のヴェンツピルスと対戦。西村は3-4-3の3トップの一角で先発出場した。
CSKAモスクワに加入して半年が経過し、西村もだいぶロシアの水に馴染んできたようだ。試合中は積極的にボールを要求するなど、加入当初に比べて、格段にメンバーとのコミュニケーションも取れるようになってきている様子が窺えた。
西村は1-0で迎えた23分、敵陣中央でロシアU-21代表のイバン・オブラヤコフから受けたボールをスペースの空いた右サイドにはたく。駆け上がった右WBのドミトリ・エフレモフが追いつき、中央に低めのクロスを送ると、ゴール前に向かって右に走り込んだ西村がダイレクトで右足を合わせてネットを揺らした。
テストマッチのため公式記録には残らないが、移籍後初ゴールは本人にとっては非常に価値ある一発と言えるだろう。
その後、試合は3点を追加したCSKAモスクワが5-0で勝利。合宿先でのテストマッチはもう1試合予定されており、現地22日にはノルウェー1部のモルデと対戦する。
ロシアリーグは3月3日に再開。レアル・マドリーと対戦したチャンピオンズ・リーグでも出場時間は短く、リーグ戦もシーズン前半はベンチを温める機会が多かった西村。ウインターブレークを経て、シーズン後半はいいスタートを切れるだろうか。