日に日に薄まる存在感…インテル移籍の噂も
アーセナルの背番号10が不振に喘いでいる。
レアル・マドリーからアーセナルに移籍して約5年。その類まれなる才能でもって、数多の勝利に貢献してきた元ドイツ代表のメスト・エジルだが、今シーズンは今までとは様相が違う。
シーズン開幕前に就任したスペイン人のウナイ・エメリが、チームに対して運動量など、フィジカル面の向上を要求したことで、動きまわってボールを受けるタイプではないエジルは、指揮官の全幅の信頼を勝ち取れず……。背中と膝の怪我が重なった昨年12月以降、その存在感は日に日に薄まっている。
以前のような輝きを放てていない天才は、膝の痛みが癒えたなかで迎えた今月19日のプレミアリーグ第23節のチェルシー戦でも、ベンチから戦況を見つめた。
このような苦境にいる元ドイツ代表MFついては、移籍の噂も囁かれている。
レアル・マドリーからアーセナルに移籍して約5年。その類まれなる才能でもって、数多の勝利に貢献してきた元ドイツ代表のメスト・エジルだが、今シーズンは今までとは様相が違う。
シーズン開幕前に就任したスペイン人のウナイ・エメリが、チームに対して運動量など、フィジカル面の向上を要求したことで、動きまわってボールを受けるタイプではないエジルは、指揮官の全幅の信頼を勝ち取れず……。背中と膝の怪我が重なった昨年12月以降、その存在感は日に日に薄まっている。
以前のような輝きを放てていない天才は、膝の痛みが癒えたなかで迎えた今月19日のプレミアリーグ第23節のチェルシー戦でも、ベンチから戦況を見つめた。
このような苦境にいる元ドイツ代表MFついては、移籍の噂も囁かれている。
今月17日にはイタリアのサッカー専門サイト『Calcio Mercato』が、レアル・マドリーのルカ・モドリッチ獲得に失敗したインテルが、新たな司令塔候補としてエジルに白羽の矢を立て、この1月の移籍市場で獲得する算段であると伝えた。
一体なぜ、エジルの存在感は薄まってしまったのか? 元アーセナルのフランス代表MFで、現在は英衛星放送「Sky Sports」などで解説者を務めているエマヌエル・プチは、「彼はモチベーションと野心を失っている」と持論を展開した。
「選手がモチベーションや野心を失うことは、大いにある。彼らもロボットではないからね。新シーズンに入る時、常に同じメンタルで臨み、同じクオリティーのプレーすることは難しいことなんだよ。
エジルのように、多くの金を手にし、多くのタイトルを獲得し、それに加えてプライベートでも問題があるなら尚更さ。私は、プライベートで彼に何が起きているかは知らないが、ピッチ上で何かが起きているのは分かる。最近の彼のジェスチャーは、良くないと思う」
もしもプチの言う通り、エジルが野心を失っているのだとすれば、新天地を求めることも、意欲を取り戻すという意味で、不振脱却の一手になるのかもしれない。いずれにしても、30歳は老け込む年齢ではないだけに、パフォーマンスの改善を期待したいところだ。