フランスで評価を取り戻していたが…
今シーズンの開幕前から所属クラブに移籍を懇願していた“悪童”だが、苦戦を余儀なくされている。
現地時間1月20日、フランス紙『La Provence』は、ニースのイタリア代表FWマリオ・バロテッリのマルセイユ移籍がなくなったと報じた。
昨シーズンにリーグ・アンで28試合に出場して18ゴールを叩き出し、評価を取り戻していたバロテッリは、今シーズン開幕前に移籍を志願。練習を無断で欠席するという強硬手段にも出たが、結局、昨夏の移籍市場では交渉がまとまらず、最終的には残留していた。
その騒動の影響もあってか、今シーズンのバロテッリは、ここまで10試合に出場しただけに止まり、無得点と不振を極めている。ニースのパトリック・ヴィエラ監督もバロテッリには愛想を尽かし、「彼は新しいチームを見つけようとしている」と、退団を容認する構えを見せていた。
現地時間1月20日、フランス紙『La Provence』は、ニースのイタリア代表FWマリオ・バロテッリのマルセイユ移籍がなくなったと報じた。
昨シーズンにリーグ・アンで28試合に出場して18ゴールを叩き出し、評価を取り戻していたバロテッリは、今シーズン開幕前に移籍を志願。練習を無断で欠席するという強硬手段にも出たが、結局、昨夏の移籍市場では交渉がまとまらず、最終的には残留していた。
その騒動の影響もあってか、今シーズンのバロテッリは、ここまで10試合に出場しただけに止まり、無得点と不振を極めている。ニースのパトリック・ヴィエラ監督もバロテッリには愛想を尽かし、「彼は新しいチームを見つけようとしている」と、退団を容認する構えを見せていた。
相変わらずの問題児ぶりを見せているバロテッリだが、その才能は確かなものがあり、普通にプレーすれば、2桁ゴールが計算できる。それだけに、獲得に乗り出すクラブは枚挙に暇がない。なかでも熱心にオファーを続けてきたのが、日本代表DF酒井宏樹も所属するマルセイユだった。
『La Provence』によれば、昨夏にもバロテッリ獲得に乗り出していた南仏の名門は、この1月の移籍市場でもニースに対し、半年間のレンタルという新たなオファーを提示。さらに、来夏の買い取りを目指した交渉を進めようとしていたという。
だが、バロテッリと今年6月までの契約を締結しているニースは、同選手がフリーエージェントになる前に移籍金を得ようと考えているため、マルセイユからのオファーを拒否。再度、契約を提示するように突き返したようだ。
昨年8月、自身のインスタグラムに寄せられたファンからの移籍に関する質問に、「残念ながら、俺だけで決められることじゃないんだ」と、本音を吐露していたバロテッリ。フランスで得点能力を取り戻した“悪童”は、再び燻り続けることになるのか? 今冬の動向は、今後のキャリアに大きな影響を与えそうだ。