UAEで開催中のアジアカップ2019。木曜日に行なわれたグループリーグ第３戦、日本代表はウズベキスタンを相手に２－１の逆転勝利を収め、グループ１位での決勝トーナメント進出を決めた。週明けの月曜日にはベスト８を懸けて、強豪サウジアラビアとの大一番に臨む。

　第１戦、第２戦とフル出場を果たしていたDF長友佑都は、そのウズベク戦をベンチから見守った。時に大声でピッチの仲間たちに檄を飛ばし、サブ組中心のメンバーを熱心にサポート。ムードを大いに盛り上げた。

　チームはその後ドバイに移動。長友は金曜日に自身のSNSを更新し、独特のトレーニングに取り組む様子を公開した。「ギャロップ。走りの質を高めるエクササイズ。ディテールにこだわり繊細に整える。すべては勝つために」との文章を添え、いわゆる“ギャロップ”と呼ばれる動きを披露している。

　スキップを刻みながらリズミカルに腕と足を連動させて進む、かなり難易度の高いアクションだ。投稿にはカメラのアイコンとともに「@doanritsu」の文字があり、撮影は愛弟子の堂安律が担当した模様。途中、大きな声で「逆行きましょー」「ギャロップ！　ギャロップ！」と長友に呼び掛けている。

 

　ホテル周辺で過ごすオフの時間でも、鍛錬に励む“ニュー師弟コンビ”。フォロワーからは多くのメッセ―ジが寄せられ、

「かっこいいはずが、可愛いです」
「芯のブレがほとんどなくて素晴らしいですなぁ」
「地道なトレーニングをしっかりこなすことが大事だと改めて教えてもらいました」
「これは凄い！」
「やってみた！　できなかった！」
「上半身が全くぶれないですね！体幹すごいのがうかがえます。足裏のバネも流石です」
「体幹力は人間力を上げる！！」
「長友さんがまるでカンガルーに見えます」
「連動、体幹、バネ、超一流！」
「これ、楽そうにやってるけどかなりキツイやつやんな」

　などなど、さまざまな意見と感想が書き込まれている。

　史上初となる５度目のアジアカップ制覇に向けて、日本が誇るダイナモの奮闘は欠かせない。はたしてサウジ戦ではどんなハイパフォーマンスを見せてくれるのか。大いに期待したい。