「数か月後にはスペインにいるかも」
1月17日、アジアカップのグループリーグ第3戦で、カタールは2-0でサウジアラビアを下した。
この試合、昨年末にマンチェスター・ユナイテッドの監督を解任され、現在はフリーの名将ジョゼ・モウリーニョも観戦していた。
中継を行なう中東のスポーツ専門メディア『beIN Sports』でコメンテーターを務めたモウリーニョは、この試合で2得点を挙げ、大会得点ランキングの首位を走るアルモエズ・アリについて、手放しで絶賛した。
「非常にスピードのある選手で、ゴール前での動きは機敏。ポジション取りも優れており、GKの前で力むこともない。彼は海外のリーグでもプレーできる、素晴らしい選手だ。ここで正直に述べなければならないが、国内のリーグでは、これ以上の成長はできないと思う」
この試合、昨年末にマンチェスター・ユナイテッドの監督を解任され、現在はフリーの名将ジョゼ・モウリーニョも観戦していた。
中継を行なう中東のスポーツ専門メディア『beIN Sports』でコメンテーターを務めたモウリーニョは、この試合で2得点を挙げ、大会得点ランキングの首位を走るアルモエズ・アリについて、手放しで絶賛した。
「非常にスピードのある選手で、ゴール前での動きは機敏。ポジション取りも優れており、GKの前で力むこともない。彼は海外のリーグでもプレーできる、素晴らしい選手だ。ここで正直に述べなければならないが、国内のリーグでは、これ以上の成長はできないと思う」
2022年に自国開催のワールドカップを控えるカタールは、国を挙げてサッカーの強化に取り組んでおり、スペイン人のフェリックス・サンチェス・バス監督を招聘し、国内リーグでプレーする選手たちを中心に代表チームを構築している。
迎えた今大会は、レバノンに2-0、北朝鮮に5-0、そしてサウジアラビアに2-0で勝利と、3戦全勝でグループE首位通過を果たした。
サンチェス監督の母国であるスペイン紙『AS』は、カタール、そしてアリについて、以下のように称賛の文章を綴っている。
「サンチェスが率いるカタールから、目が離せない。特に19歳のアリは、スペイン・サッカー界に一歩足を踏み入れていると言えるだろう。
カタールの育成組織『アスパイア・アカデミー』と協定を結んでいるクルトゥラル・レオネサは、この大会での彼の能力の高さを確信したはずだ。数か月後、彼がスペインでプレーしている可能性は多いにある」
同紙に「過去最高に素晴らしいチーム」と評されたカタールは、決勝トーナメント1回戦でイラクと対戦する。
最後に、今後の去就が注目されるモウリーニョだが、母国のポルトガルのクラブを率いるとか、レアル・マドリーに復帰するとか、様々な憶測が流れている。
「監督として引退するには、まだ私は若すぎるだろう」という彼は、具体的なチームなどは明かさないものの、「私はこれまで、トップレベルのフットボールに身を置いてきた。今後もそうなるだろう」とコメントしている。