吉田は他選手の奮起を求める
1月13日に迫ったオマーン戦を森保ジャパンは、エース不在で戦う可能性が出てきた。1月11日、日本代表はアブダビでトレーニングを行なったが、そこにトルクメニスタン戦で2ゴールを挙げた大迫勇也の姿はなし。以前から痛めていた右臀部に違和感を持ったということで、この日の練習を回避。ホテルでの別メニュー調整となった。
替えの利かないエースを欠くことになれば、オマーン戦は苦しい展開が予想される。もっともキャプテンの吉田麻也は、チームとして逆にチャンスと捉えるべきとの持論を展開した。
「もちろん大迫が素晴らしい選手だと皆、分かっていますし、チームのエースだというのは間違いないですが、ほかの選手にとっては大きなチャンス。大会が始まる前から言っていますが、アジアカップは総力戦になります。こういうチャンスをサブの選手が活かすことが、2011年に優勝した時にも鍵になったので、そこはほかの選手も理解しています。逆に言うと、ほかの選手はこのチャンスを掴まなくてはいけないと思います」
替えの利かないエースを欠くことになれば、オマーン戦は苦しい展開が予想される。もっともキャプテンの吉田麻也は、チームとして逆にチャンスと捉えるべきとの持論を展開した。
「もちろん大迫が素晴らしい選手だと皆、分かっていますし、チームのエースだというのは間違いないですが、ほかの選手にとっては大きなチャンス。大会が始まる前から言っていますが、アジアカップは総力戦になります。こういうチャンスをサブの選手が活かすことが、2011年に優勝した時にも鍵になったので、そこはほかの選手も理解しています。逆に言うと、ほかの選手はこのチャンスを掴まなくてはいけないと思います」
また大迫不在でも、臨機応変に戦うことが大事だと話すのはボランチの柴崎岳だ。
「出る選手によって特長も違いますし、各選手、持ち味があるので、それを出せるようにちょっとしたアジャストはしなくてはいけないと思います。大会前にも負傷者が出たり、体調不良者が出たりしましたが、それはいつでも起こり得ることだと思うので、そういったなかでもチーム力を落としてはいけません。こういう時こそチームの真価が問われると思います。普段出ていない選手が出ても合わせたいです」
果たしてオマーン戦のピッチに大迫の姿はあるのか。もし欠場となれば、チームとしてどうカバーするのか、その戦い方は注目だ。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
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