川口、小笠原、中澤に続きW杯戦士がまたひとり…名古屋のGK楢﨑正剛が現役引退を表明

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年01月08日

「これからはプレーヤーとしてではなく、違った形でクラブや日本のサッカーの発展のために力を尽くせていけたら」

2018シーズン限りでの引退を発表した楢﨑。日本サッカーを支えてきた功労者がピッチを去ることとなった。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 名古屋グランパスは1月8日、元日本代表GK楢﨑正剛が2018シーズンをもって引退することを発表した。

 42歳の楢﨑は、奈良育英高を卒業後、横浜フリューゲルスに入団。プロ1年目から23試合に出場し頭角を現わすと、98年にはチームの天皇杯優勝に貢献。同時に横浜フリューゲルスが消滅するという悲劇の当事者ともなった。その後、移籍した名古屋では1年目から主軸として活躍。2010年には名古屋のJ1リーグ初優勝にも大きく貢献し、J1リーグでは通算631試合に出場している。個人タイトルは、ベストイレブン6回(96、98、03、08、10、11)、MVP1回(10)を受賞した。

 また通算77試合に出場した日本代表では、ライバルの川口能活と切磋琢磨しながら通算4度のワールドカップを経験。自国開催となった2002年の日韓ワールドカップでは、守護神としてゴールマウスに立ち続けた。

 プロ24年目の今季は出場機会がなく、プロ生活で初めてシーズン出場試合が「0」となっていた。今季は日本代表でともに戦った川口が引退。年末には日韓およびドイツ・ワールドカップでともに戦った小笠原満男が、そしてきょう8日には、やはりドイツおよび南アフリカ・ワールドカップでの戦友である中澤佑二が引退を発表した。日本サッカーを支えてきた“偉人”がまたひとり、スパイクを脱ぐことになった。

 楢崎はクラブ公式サイトを通じて、以下のコメントを発表している。
 
「2018シーズンをもって24年の選手生活を終えることになりました。

 新しい年になり、新シーズンへ向けてスタートを切ろうとするこの時期にこのような発表になったこと、最後にゴールマウスの前でプレーする姿をお見せできず終わってしまったことを、申し訳なく思います。

 横浜での4年、名古屋での20年、良いことも悪いことも全てが夢のような経験、最高のサッカー人生で後悔はありません。

 2つの愛するクラブ、横浜フリューゲルスと名古屋グランパスで一緒にプレーした全ての選手、現場のスタッフ、クラブスタッフ、関係者の皆さん、また、長くプレーしてきた日本代表においてもともに闘った仲間やスタッフ、協会関係者の方々。いつも支援していただいたパートナー企業の皆さん。多くの皆さんのおかげでここまでプレーすることができました。その全ての方たちから刺激をもらい成長させてもらえたことに感謝の気持ちでいっぱいです。

 そして何より、新人だった頃から応援してくれたフリューゲルスサポーター、99年に移籍してきた不器用で若かった僕を受け入れ、信頼して、愛してくれた名古屋グランパスのサポーターの皆さんにはいくら感謝してもしきれません。本当にありがとうございました。

 これからはプレーヤーとしてではなく、違った形でクラブや日本のサッカーの発展のために力を尽くせていけたらと思っています。

 24年間多くのご声援をいただき本当にありがとうございました」

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