選手・監督 寸評／採点
※週刊サッカーダイジェスト9.9号（８月26日発売）より
 
［甲府］
［GK］
1 荻晃太　6　
３失点したがビッグセーブを見せるなどプレー自体は悪くなかった。
26 青山直晃　6　
対人で抜群の強さを顕示。４バックへ移行後は右SBでプレーした。
4 山本英臣　6.5　
敗色が濃厚のなか、87分の同点ミドルでチームを窮地から救った。
6 佐々木翔　6　
３失点目に絡むも、迫力ある守備でパトリックとの勝負に対抗した。
［MF］
11 ジウシーニョ　6　
時折見せた推進力で存在感。豊富な運動量で不慣れな守備もこなす。
30 保坂一成　6　
冷静な判断と球際に強い守備で、中盤のスペースを的確に埋めた。
18 下田北斗　6　
途中交代もボールを簡単に失なわなかった部分に成長の跡が見えた。
27 阿部翔平　6.5　
起点となるパスを何度も供給。一時は勝ち越しとなる３点目を奪った。
［FW］
23 稲垣祥　6　
前線で果敢にパスを呼び込む。35分の決定機は、枠を大きく外した。
7 石原克哉　6　
右足で先制点を奪取。中盤に下がって、スペースを埋める動きも良かった。
19 盛田剛平　5.5　
ポストプレーで基点になるもゴール前での仕事に物足りなさが残る。
［交代出場］
FW 10 クリスティアーノ　5.5　
シュート３本を放つもどれも空砲に。72分の決定機は決めたかった。
FW 24 松本大輝　-　
持ち前の速さで縦にボールを運ぶも、これといった見せ場はなかった。
［監督］
城福浩　5.5　
終盤まで耐え切れず勝利を逃す。負けなかったのは唯一の救いだ。
 
［G大阪］
［GK］
1 東口順昭　6　
今季最多タイの３失点だが、どれも読みづらい軌道だったのも事実。
［DF］
14 米倉恒貴　6　
右サイドを果敢にオーバーラップ。機を窺い、ゴール前にも侵入した。
3 西野貴治　6　
盛田とのマッチアップは無難に対処。ハイボールへの強さが際立つ。
8 岩下敬輔　6　
終始、安定感をキープ。後半早々の決定機は、惜しくもゴール右へ。
4 藤春廣輝　5.5　
後半に入り背後を取る回数が増えたが、クロスはゴールに直結せず。
［MF］
15 今野泰幸　6　
３点目の起点になるも、冷静さを欠いて警告を受ける場面もあった。
7 遠藤保仁　6　
中盤でパス捌きに徹する。１ゴール・１アシストと、結果は残した。
25岡崎建哉　5　
シュート１本を放ったがリズムに乗れず、ハーフタイムに途中交代。
11 倉田秋　6　
アディショナルタイムに同点ゴール。終盤に貴重な働きをした。
［FW］
39宇佐美貴史　6.5　
マークが緩くなった隙を見逃さず、きっちり仕事をするところはさすが。
29 パトリック　6　
相手のマークに苦戦したが、空中戦の強さが活き３点目をお膳立て。
［交代出場］
MF 10 二川孝広　6　
得点機に絡めなかったが、的確なパスワークでリズムを生み出す。
DF 5丹羽大輝　-　
守備固めとして右SBでプレー。周囲との連係に違和感はなかった。
MF 17明神智和　-　
投入直後の２失点は致し方なし。ただ、目立った場面はなかった。
［監督］
長谷川健太　5.5　
逆転後の逃げ切り策は失敗。終盤の猛攻で、なんとか勝点１を拾う。
 
［試合内容］
石原のゴールで先制した甲府は、G大阪にボールを支配されるも安定した守備力で反撃の芽を摘む。後半に一度は逆転されたが、山本、阿部翔の連続ゴールで勝ち越しに成功。それでも、終了直前に追いつかれてドローに終わった。