引き分けでも残留の試合でしっかり勝ちきる
[J1参入プレーオフ決定戦]磐田2-0東京V/12月8日/ヤマハ
J1参入プレーオフ決定戦のジュビロ磐田対東京ヴェルディが12月8日、ヤマハスタジアムで行なわれ、磐田が2-0で勝利。J1残留を決めた。
磐田は引き分けでも残留、東京Vは勝利が昇格条件というレギュレーションで行なわれた一戦は、立ち上がりから局面での激しいバトルが続いた。
前半は磐田がボールポゼッションで優位に立つも、対する東京Vもしっかりと守備を固めて付け入る隙を与えない。そうして時間が経過していったが、迎えた39分。磐田が一瞬の隙を突き、巧みなパスワークで東京Vの守備を崩した。
前線でクサビを受けた大久保嘉人がダイレクトで後ろに落とし、これを素早く山田大記がサポート。山田が1トラップして相手守備陣の急所を突くスルーパスを通すと、GKと1対1になった小川航基がPKを獲得し、自ら沈めて先制に成功する。
さらに磐田は東京Vの動揺を見逃さずに、前線からのプレスを強めてチャンスを創出。42分には田口泰士が高い位置でボールを奪ってFKを獲得し、44分にもハイプレスがハマってカウンターに持ち込み、最後は小川大貴がミドルを放った。
後半に入ると東京Vが動く。昇格のために2点以上が必要になったアウェーチームは、開始から梶川諒太に代えて渡辺皓太を投入。キックオフ直後の46分にドウグラス・ヴィエイラを下げてレアンドロをピッチに送り込む。さらに、64分に奈良輪 雄太に代えて李栄直を投入。早い段階で3枚の交代枠を使い切った。
これらの交代で攻撃が活性化した東京Vは、レアンドロの抜け出しやセットプレーなどでゴールを狙うも、なかなか決定的な場面を作れない。そうするうちにパスミスが目立ち始め、次第に試合のペースは磐田へ移っていく。
磐田は76分にカウンターで抜け出した大久保が決定的な場面を迎え、80分に田口が直接FKを沈めて試合の行方を決める2点目をゲット。結局、そのまま2-0で勝利を収めた。リーグ戦では最終節で16位に沈んだ磐田だったが、最後の最後に意地を見せ、2度の"下剋上"を成し遂げて決定戦まで進んできた東京Vの挑戦を退けた。
J1参入プレーオフ決定戦のジュビロ磐田対東京ヴェルディが12月8日、ヤマハスタジアムで行なわれ、磐田が2-0で勝利。J1残留を決めた。
磐田は引き分けでも残留、東京Vは勝利が昇格条件というレギュレーションで行なわれた一戦は、立ち上がりから局面での激しいバトルが続いた。
前半は磐田がボールポゼッションで優位に立つも、対する東京Vもしっかりと守備を固めて付け入る隙を与えない。そうして時間が経過していったが、迎えた39分。磐田が一瞬の隙を突き、巧みなパスワークで東京Vの守備を崩した。
前線でクサビを受けた大久保嘉人がダイレクトで後ろに落とし、これを素早く山田大記がサポート。山田が1トラップして相手守備陣の急所を突くスルーパスを通すと、GKと1対1になった小川航基がPKを獲得し、自ら沈めて先制に成功する。
さらに磐田は東京Vの動揺を見逃さずに、前線からのプレスを強めてチャンスを創出。42分には田口泰士が高い位置でボールを奪ってFKを獲得し、44分にもハイプレスがハマってカウンターに持ち込み、最後は小川大貴がミドルを放った。
後半に入ると東京Vが動く。昇格のために2点以上が必要になったアウェーチームは、開始から梶川諒太に代えて渡辺皓太を投入。キックオフ直後の46分にドウグラス・ヴィエイラを下げてレアンドロをピッチに送り込む。さらに、64分に奈良輪 雄太に代えて李栄直を投入。早い段階で3枚の交代枠を使い切った。
これらの交代で攻撃が活性化した東京Vは、レアンドロの抜け出しやセットプレーなどでゴールを狙うも、なかなか決定的な場面を作れない。そうするうちにパスミスが目立ち始め、次第に試合のペースは磐田へ移っていく。
磐田は76分にカウンターで抜け出した大久保が決定的な場面を迎え、80分に田口が直接FKを沈めて試合の行方を決める2点目をゲット。結局、そのまま2-0で勝利を収めた。リーグ戦では最終節で16位に沈んだ磐田だったが、最後の最後に意地を見せ、2度の"下剋上"を成し遂げて決定戦まで進んできた東京Vの挑戦を退けた。