地元紙は辛口な評価を綴る…。
現地時間12月1日、ブンデスリーガ第13節が行なわれ、ブレーメンは1-2でバイエルンに敗れた。
この試合、勝利こそ逃したものの、ブレーメンは絶対王者に対して惜しいところまで迫った。その勢いを生み出したのは、3試合ぶりに先発で起用されて前線左サイドで出場した大迫勇也だった。
最大の見せ場は、33分に到来する。左サイドのマックス・クルゼが、鋭い切り返しでDFをかわしてからクロスを供給。大迫はゴール前で、巨漢CBジェローム・ボアテングより先にジャンプしてヘディングシュートを放ち、同点弾を決めたのだ。
その後、1-1で前半を折り返し、50分、古巣対決のセルジュ・ニャブリにこの試合2点目を決められて勝ち越されたブレーメンはその後、幾度かチャンスを創ったものの、決めきれずに敗戦。連続未勝利数も「5」に伸びた。
この試合、勝利こそ逃したものの、ブレーメンは絶対王者に対して惜しいところまで迫った。その勢いを生み出したのは、3試合ぶりに先発で起用されて前線左サイドで出場した大迫勇也だった。
最大の見せ場は、33分に到来する。左サイドのマックス・クルゼが、鋭い切り返しでDFをかわしてからクロスを供給。大迫はゴール前で、巨漢CBジェローム・ボアテングより先にジャンプしてヘディングシュートを放ち、同点弾を決めたのだ。
その後、1-1で前半を折り返し、50分、古巣対決のセルジュ・ニャブリにこの試合2点目を決められて勝ち越されたブレーメンはその後、幾度かチャンスを創ったものの、決めきれずに敗戦。連続未勝利数も「5」に伸びた。
とはいえ、名手マヌエル・ノイアーの牙城を崩した大迫のゴールは評価に値する。ドイツ・メディア『Sky』は、ドイツ代表CBでもあるボアテングに競り勝った得点シーンを次のように描写し、褒め称えている。
「ユウヤ・オオサコは、182センチの身体を空中に投げ出して、身長が10センチも大きいボアテングに、完璧に競り勝った。これには驚いた。この日本人FWがここまで強いとは、誰も知り得なかった。とくにボアテングは、分かっていなかった」
しかし、チームが勝利できなかったこともあり、辛口な評価も聞こえてくる。地元紙『WESER KURIER』は、「オオサコのゴールはあまりに効果が小さい」と、辛辣な言葉を寄せている。
「もう何もない! ヴェルダーは結果として、バイエルンに敗れた。ユウヤ・オオサコのゴールは、本来ならば高く評価されるべきだが、最終的にはそれでは不十分だった。白と緑の軍団は、バイエルンに殴られ、為す術がなかった」
チームを勝利に導けなかった大迫だが、個人としてのパフォーマンスだけに焦点を当てれば、ゴールを記録したのは、今後に向けてポジティブな結果といえるはずだ。
絶対王者から奪った一発で、大迫の起用法も変わってくるのか? 今後のパフォーマンスにも引き続き注目したい。