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ネイマール弾でブラジルが英国での“南米対決”を制す! ウルグアイは韓国と日本戦に続いて3連敗

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年11月17日

互いに流れを掴み合う激戦に。

ネイマールは抑え込まれる時間帯こそあったものの、PKという絶好のチャンスを逃さないあたりはさすが、千両役者であった。 (C) Getty Images

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足がかかっていないようにも見えた微妙な判定によるPKだっただけにウルグアイの面々は、直後に怒りの猛抗議を敢行。しかし、そのジャッジが覆ることはなかった。 (C) Getty Images

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 南米屈指の強国同士がイングランドを舞台に親善試合とは思えぬ激しい戦いを繰り広げた。現地時間11月16日、ブラジル代表とウルグアイ代表が、ロンドンにあるエミレーツ・スタジアムで対戦した。

 試合前から注目度が高かった同カードは、立ち上がりから両軍が、その期待を裏切らない激しいバトルを展開する。そのなかで先に主導権を握ったのは、来夏に行なわれるコパ・アメリカのホスト国でもあるブラジルだ。

 大黒柱であるネイマールを中心にスピーディーに仕掛けたセレソンは、ボール支配率も6割近くを維持。11分には、フィリペ・ルイスのクロスボールにネイマールが合わせてゴールネットを揺らしたが、これはオフサイドの判定で幻の一撃となった。

 一方のウルグアイは、時間の経過とともに相手のボールホルダーに対するタイトな寄せがはまるようになると、徐々にペースを取り戻す。すると、先月の日本代表戦を欠場していたルイス・スアレスを中心に据えた3トップが、速攻から敵陣深くに攻め入る場面も見せはじめ、少しずつ試合の流れを引き戻していった。

 枠内シュートが互いに2本同士とやや決定打を欠き、スコアレスで前半を折り返した試合は、迎えた後半はウルグアイが主導権を握る。

 前半と同様にポゼッション率では相手を下回ったウルグアイだったが、激しいプレッシャーを積極的に仕掛け、自由を奪っては、そこからチャンスを創出。50分にはガストン・ペレイロが得た敵ゴール前でのFKの場面でスアレスが直接狙ったが、この枠内に飛んだ渾身の一撃は、惜しくも相手GKアリソンの好守に阻まれた。

 ブラジルがやや劣勢に立たされるも、スコアに動きが見られず、膠着状態が続いた試合が動いたのは、75分だ。ウルグアイのディエゴ・ラクサールが自陣ボックス内でダニーロの足を引っ掛けてPKを献上。これをネイマールが冷静に決めてブラジルが先制に成功したのだ。

 終盤に差し掛かったところで試合の構図が変わった一戦は、残り時間が10分を切ったところで、ウルグアイが攻勢を強めるが、ブラジルがそれを難なくかわして、最後まで虎の子の1点を守り抜くことに成功した。

 結局、1-0のまま決着がついた南米の強豪国同士の対決は、シュートシーンやスコアこそ少なかったものの、随所で両軍の持ち味が垣間見られた好ゲームであったことは間違いない。
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