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10番とキャプテンマーク、そして特別な“拍手”を――ルーニーの代表ラストマッチは壮大なものに

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年11月15日

「私のようなありふれた選手とは大きく異なる」と指揮官も賛辞。

イングランド代表戦士として偉大なる功績を残してきたルーニー。そのラストマッチは、“聖地”で早大に行なわれるようだ。 (C) Getty Images

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 現地11月15日、イングランド代表は、国際親善試合でアメリカ代表と対戦する。

 この一戦で注目を浴びているのは、ガレス・サウスゲイト監督がこれまでの功績を称えるべく、1試合限定で復帰させたウェイン・ルーニーだ。

 その代表経歴は凄まじい。スリーライオンズ(イングランド代表の愛称)で、119キャップ、歴代最多となる53ゴールを記録した。そんなルーニーは、昨年7月に代表から引退。途中出場が濃厚となっているこのアメリカ戦が、“ラストマッチ”となる。

 英公共放送『BBC』によると、この試合でルーニーは背番号10を着用。途中出場してからは、キャプテンマークも巻くという。また、『Guard of honour(ガード・オブ・オナー)』で、特別に見送られるとのことだ。

 ルーニーが出場するまでキャプテンマークを巻くファビアン・デルフは、「僕が初めて招集された時にキャプテンだったのがウェインだ。歓迎してくれて、居心地よくさせてくれた」と述べている。

「出場したら、彼にキャプテンマークを渡すよ。ウェインにとって大きな一日となるだろう。彼のこれまでの功績を僕たちがたたえるのは大事なことだ」

 ルーニーを特別に招集したサウスゲイト監督は、「いつ投入するかを決めたくはない。試合の流れがどうなるかは分からないからだ」とコメント。さらに「バランスを保ち、若手をチェックして日曜の試合に備えるのも優先しなければいけない」としつつ、ルーニーをたたえたいと続けた。

「グループとして我々全員にとって、彼がしっかり見送られるのは大切なことだ」

 このルーニー招集は賛否両論を呼んだ。だが、サウスゲイト監督は、「自分が呼ばれたことを彼が弁護しなければいけないのを見るのは残念だった」と落胆を表した。

「イングランド代表でプレーした選手の中でも、彼は私のようなありふれた選手とは大きく異なる。17歳の時にはフル代表にいたんだ。自分が望んでいたところにチームを導けなかったのが、彼にとって大きな悔いだということは知っている。だが、彼個人がどれほどの重圧に耐えてきたかを考えれば、素晴らしいキャリアだった。我々みんなから彼が温かさを感じてくれることを願う。サポーターの反応も彼にとって非常に特別なものとなるはずだ」

 イングランド代表にとっての“聖地”ウェンブリーの観客たちは、聖地に戻って来たルーニーをどのように出迎えるだろうか。
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