ベルギーの名門アンデルレヒトで10番を背負う森岡亮太だが、ハイン・ファンエゼブルック監督のもと、途中出場の第４節ムスクロン戦、スタメン入りした第８節スタンダール・リエージュ戦以外は、ベンチ外が続いている。

　しかしアンデルレヒトは現在、怪我人を多く抱えているため、11月１日（日本時間同日22時30分開始）に行なわれる13節ロケレン戦では、森岡に出番が回ってくるかもしれないと、サッカー専門メディア『VOETBAL BELGIE』が報じている。

「ファンエゼブルックが率いるパープル・ホワイトは前節、下位チームのオイペンに撃破された。そのため、今週末の試合では、彼は“構想”を一度壊す必要があるだろう。

　というのも、同チームは攻撃的な選手を４人も欠いている。ランドリー・ディマタはハムストリングの負傷、モハメド・ダウダは足首を痛め、ザカリア・バッカリは未だ療養中。オイペン戦に出場したイバン・サンティニは、ふくらはぎに問題を抱えている。

　アンデルレヒトには、21歳のオリバー・デュホロウという若い選手もいるが、いくら優秀とはいえ、彼をいきなりトップリーグでデビューさせるとは思えない。

　とはいえ、対処に必要な手札は多くはない。ファンエゼブルックは、“構想外”に追いやったリョウタ・モリオカを、再びピッチに引きずり出すだろうか？　その可能性は低くはない状況になってきた」

　前節、前評判を裏切ってオイペンに敗れた際、ファンエゼブルック監督は「こういうこともある」と語っていたが、現在リーグ４位という成績にサポーターたちは満足しておらず、指揮官への風当たりは強くなっているという見方もあるようだ。

　そのような状況下で行なわれるロケレン戦で、４試合ぶりに森岡がリーグ戦でプレーする姿が見られるだろうか。