古巣の再建に立ち上がる!
一世を風靡したストライカーが監督となって、かつて期待の俊英ともてはやされた時代を過ごした古巣に、19年ぶりの帰還を果たした。
現地時間10月13日、リーグ・アンのモナコは2日前に更迭したレオナルド・ジャルディム監督の後任として、ベルギー代表のヘッドコーチを務めていたティエリ・アンリの就任を発表した。
現在、国内リーグで降格圏の18位に沈む名門の再建を託されたアンリは、モナコの下部組織出身者。1994年8月に“恩師”アーセン・ベンゲルに抜擢されてトップチームデビューを飾り、1999年1月にユベントスへ移籍するまで約5年間にわたってプレーした経験を持つ、このクラブをよく知る人物なのである。
現在41歳のアンリは、●年の現役引退後、英国衛星放送『Sky Sports』で解説者として人気を博す一方で、アーセナルの下部組織、そして2016年8月からはベルギー代表のアシスタントコーチを務め、指導者としての研鑽を積んできた。
現地時間10月13日、リーグ・アンのモナコは2日前に更迭したレオナルド・ジャルディム監督の後任として、ベルギー代表のヘッドコーチを務めていたティエリ・アンリの就任を発表した。
現在、国内リーグで降格圏の18位に沈む名門の再建を託されたアンリは、モナコの下部組織出身者。1994年8月に“恩師”アーセン・ベンゲルに抜擢されてトップチームデビューを飾り、1999年1月にユベントスへ移籍するまで約5年間にわたってプレーした経験を持つ、このクラブをよく知る人物なのである。
現在41歳のアンリは、●年の現役引退後、英国衛星放送『Sky Sports』で解説者として人気を博す一方で、アーセナルの下部組織、そして2016年8月からはベルギー代表のアシスタントコーチを務め、指導者としての研鑽を積んできた。
モナコとしては、クラブをよく知り、なおかつ指導者として熱心に勉強を続けてきたアンリのカリスマ性に白羽の矢を立てた格好だ。クラブのヴァジム・ヴァシレイ会長は、「彼には我々の全ての信頼を託している」と、就任を要請した理由を明かしている。
「サッカーへの知識、パッション、彼の高いレベルの理想と我々のカラーへの理解度が、今回の就任を現実のものにした。ティエリはもう、仕事を始めたがっている。彼ならば、新しい息吹をチームに吹き込み、必ずや与えられた使命を全うできるはずだ」
期待を懸けられたアンリも、チーム再建へ並々ならぬ意気込みを見せている。
「まず最初に、私にとってとても特別なクラブで、指導する機会を与えてくれたモナコに感謝したい。ここに戻ることができて、本当に満足している。この挑戦に向けて、決意は固まっている。選手たちに会って、一緒に仕事を始めるのが待ち遠しい」
ついに、監督としてのキャリアを始めるアンリは、低迷する古巣を救い出せるのか? その手腕は大きな注目を集めそうだ。