選手・監督 寸評／採点
※週刊サッカーダイジェスト8.12号（７月29日発売）より
 
［大宮］
［GK］
21 江角浩司　5　
９分の失点はポジショニングミス。試合の流れを手放した主因に。
［DF］
27 今井智基　5　
クロスの対応が不安定で、マークを見失う悪癖を修正できなかった。
2 菊地光将　-　
序盤のシュートブロックで負傷。勝敗に影響を及ぼす交代だった。
17 高橋祥平　5　
前半２失点は左サイドが起点。攻撃参加後のスペースを突かれた。
［MF］
22 和田拓也　5　
得点につながるクロスは見事。ただ、攻撃への関与が少な過ぎた。
38 増田誓志　5　
自陣で不用意なボールロストが。局面を打開する縦パスもなかった。
10 渡邉大剛　5　
右サイドでボールに関われず。決定機への絡みはリスタートのみ。
30 渡部大輔　5　
高橋のスペースを潰し合い、攻撃面の良さは封印されてしまった。
41 家長昭博　5　
タッチ数と好機の演出は比例せず。徐々に存在感が薄れていった。
［FW］
11ズラタン　6　
３戦連続弾。動きにキレはあったが、周囲が活かしきれなかった。
8 ムルジャ　6　
前線で相手の脅威に。確実にボールを収めて攻撃の起点となった。
［交代出場］
DF 34 片岡洋介　5　
菊地の負傷で前半早々に途中出場。高崎とのマッチアップは劣勢。
MF 13チョ・ウォニ　5.5　
加入後初出場。右からの攻撃を担うも、効果的なクロスはなし。
MF 39 泉澤仁　5　
２列目左サイドで出場。スペースがなく、仕掛けは鳴りを潜めた。
［監督］
大熊清　5　
前半の３バックは研究され、後半のシステム変更も効果なかった。
 
［徳島］
［GK］
31 長谷川徹　6　
失点以外はほぼノーミス。33分の決定機阻止は価値あるものに。
［DF］
4 藤原広太朗　6.5　
序盤は相手FWとの攻防で劣勢。しかし後半は粘り強く対応した。
2 福元洋平　6.5　
スイーパー的な働きで守備を統率。緊密な連係で最少失点に止めた。
35 村松大輔　6.5　
人への強さを見せつけた。FWの圧力を受けつつ、攻撃にも絡む。
［MF］
3 アレックス　6　
攻守にそつない印象。２列目に上がった終盤は上手く時間を使う。
16 斉藤大介　6　
濱田とのコンビでセカンドボールを回収。守備のバランスも整えた。
14 濱田武　6　
斎藤よりやや高い位置でボールの経由点に。ゲームを落ち着かせた。
17 衛藤裕　6
攻守に献身的に働く。57分のＪ１初得点は、価値あるダメ押し点。
20 大﨑淳矢　6.5　
ピンポイントクロスで２点目を演出。交代するまで右サイドを支配。
25 佐々木一輝　6.5　
右サイドから相手にストレスを与えた。29分のヘッドは決めたい。
［FW］
13 高崎寛之　7.5　
最前線で起点となりつつ２得点。彼なしに攻撃は成立しなかった。
［交代出場］
MF 18 宮崎光平　-　
終盤の出場で前線から動き回り、チームの活動量の低下を抑える。
DF 24 那須川将大　6　
最終ラインの左サイドで出場。守備の安定という期待に応えた。
［監督］
小林伸二　6.5　
相手の弱点を突いたプランで、勝利を呼び込む。選手交代も適切。
 
［試合内容］
開始直後は大宮が意欲的に攻め立てるも、９分に先制を許して徳島に主導権を握られると、ウイークポイントであるクロスボールの守備を突かれ、効果的に加点されて敗北。大宮はポゼッションを得点機に結び付けられなかった。