コスタリカ戦を見届けた後にインタビューに応じる
ブンデスリーガのハノーファー96に所属する日本代表FWの原口元気。今月の代表ウィークでは日本代表に招集されず、クラブに残って調整を続けている。その様子を、ドイツの全国紙『BILD』が報じた。
同紙のインタビュー前には森保ジャパンの初陣であるコスタリカ戦が行なわれており、原口はこれを見届けるために、記者を数分待たせたてから、取材に応じたという。
プレシーズンに太腿部の筋肉を負傷していた原口は、リーグ開幕戦で30分ほどプレーしたが、2節ではベンチ入りするも出番はなし。しかし代表ウィークを経て、本格的な復帰が近づいている。
「コンディションを整えるために、1週間、集中して練習していました」という彼は、今シーズンの目標を訊かれ、「10スコアポイント(ゴールまたはアシスト)」と回答している。
あえてゴール数ではなく、スコアポイントで答えたのには理由がある。原口は今夏、ハノーファーに加入し、背番号は10を与えられた。記者からこのことをどう考えているかと問われると、次のように語った。
同紙のインタビュー前には森保ジャパンの初陣であるコスタリカ戦が行なわれており、原口はこれを見届けるために、記者を数分待たせたてから、取材に応じたという。
プレシーズンに太腿部の筋肉を負傷していた原口は、リーグ開幕戦で30分ほどプレーしたが、2節ではベンチ入りするも出番はなし。しかし代表ウィークを経て、本格的な復帰が近づいている。
「コンディションを整えるために、1週間、集中して練習していました」という彼は、今シーズンの目標を訊かれ、「10スコアポイント(ゴールまたはアシスト)」と回答している。
あえてゴール数ではなく、スコアポイントで答えたのには理由がある。原口は今夏、ハノーファーに加入し、背番号は10を与えられた。記者からこのことをどう考えているかと問われると、次のように語った。
「(レンタル先の)フォルトゥナ・デュッセルドルフから戻って、ヘルタ・ベルリンに残るという選択肢もあったけど、僕自身ワールドカップ後は、これまでとは違う、新しい特別なチャレンジの機会を探していたんです。
そして最終的に選んだのが、ハノーファーで10番を背負うこと。僕は古典的な10番タイプではないけれど、その番号を担うことによって得点とアシストという結果が求められる立場になる。エースナンバーですからね。僕にとって必要なチャンレンジであり、サッカーを続けるモチベーションになると思いました」
また、従来のプレースタイルからの脱却も狙っているようで、「僕は、チームのためにプレーする選手です。でも仲間たちと仲良くというだけでは、いままでと同じになってしまう。ゴール前でもっと危険な存在になるために、もっと貪欲になりたい」と語った。
さらに、自身が先制ゴールを挙げたロシア・ワールドカップ決勝トーナメント1回戦のベルギー戦、そして日本代表での今後についても言及している。
「日本のためにプレーする選手でいたいです。ベルギー戦はいまでも、残念に思っています。できれば次の大会にも参加して、決勝トーナメントに進出し、ベスト8に行きたい。日本代表はまだ、その目標を達成したことがないので」
ハノーファーの同僚である浅野拓磨も出場したコスタリカ戦を、じっくり観戦したという原口。ロシアで経験を積んだ“先輩”は、若手の台頭をどのように受け止めたのだろうか。
ハノーファーは9月15日(現地時間)、再開するブンデスリーガ(3節)でRBライプツィヒとアウェーで対戦する。