「ファラオ? いや、クレオパトラか」
英サッカー専門誌『Four Four Two』がお宝を掘り出してきた。
毎回ユニークな企画で読者を楽しませている同誌がフィーチャーしたのは、「名優になれなかったフットボーラーたち」。現役時代および引退後に映画やCMで俳優業にチャレンジしたものの、お粗末な出来に終わった名手たちを独断と偏見でピックアップしたのだ。
最大の衝撃は、前レアル・マドリー監督であるジネディーヌ・ジダンのそれ。2008年に公開されたフランス映画『Asterix at the Olympic Games』にカメオ出演。古代ギリシャを舞台にしたオリンピックを巡るドタバタ活劇で、サッカーが得意な王族(?)として華麗なリフティングを披露している。セリフは少なく、取り立てて演技自体も批判されるほどではないが、強烈なのがその出で立ち。あのジズーが濃いアイシャドーを引いて、オカッパ頭のカツラを装着しているのだから只事ではない。
同誌は「ミヒャエル・シューマッハー(F1パイロット)やアメリ・モレスモ(女子テニス)らとカメオ出演したが、実際のジダンとのギャップがあまりにも大きかったため、観衆は呆気に取られただろう。エジプトのファラオをイメージしていたのかもしれないが、クレオパトラのようにも映る。いずれにせよ、彼にとってはこっぱずかしい思い出に違いない」と論じている。
ちなみに履いている靴は、“古代仕様”のアディダス社製。実に洒落たこだわりである。
毎回ユニークな企画で読者を楽しませている同誌がフィーチャーしたのは、「名優になれなかったフットボーラーたち」。現役時代および引退後に映画やCMで俳優業にチャレンジしたものの、お粗末な出来に終わった名手たちを独断と偏見でピックアップしたのだ。
最大の衝撃は、前レアル・マドリー監督であるジネディーヌ・ジダンのそれ。2008年に公開されたフランス映画『Asterix at the Olympic Games』にカメオ出演。古代ギリシャを舞台にしたオリンピックを巡るドタバタ活劇で、サッカーが得意な王族(?)として華麗なリフティングを披露している。セリフは少なく、取り立てて演技自体も批判されるほどではないが、強烈なのがその出で立ち。あのジズーが濃いアイシャドーを引いて、オカッパ頭のカツラを装着しているのだから只事ではない。
同誌は「ミヒャエル・シューマッハー(F1パイロット)やアメリ・モレスモ(女子テニス)らとカメオ出演したが、実際のジダンとのギャップがあまりにも大きかったため、観衆は呆気に取られただろう。エジプトのファラオをイメージしていたのかもしれないが、クレオパトラのようにも映る。いずれにせよ、彼にとってはこっぱずかしい思い出に違いない」と論じている。
ちなみに履いている靴は、“古代仕様”のアディダス社製。実に洒落たこだわりである。
特集ではほかにも、ウェイン・ルーニーやマイケル・オーウェンが披露したCMでの演技をいじり、昨年公開の大作『KING ARTHUR LEGEND OF THE SWORD』にチョイ役で出演したデイビッド・ベッカムに対しても「話さなければ完璧な存在だったが、シャイなネズミのような声が演技を台無しにした」と酷評している。
さらに不朽の名作『ESCAPE TO VICTORY』(邦題:勝利への脱出)におけるペレの演技についても言及。同じく出演していた元スコットランド代表MFジョン・ウォークによる「あの有名なラストのバイシクルシュートを、ペレは一発OKで決めたんだ」というコメントを紹介しつつ、「ただそれ以外では恐ろしいほどセリフは棒読み。何度も絡んだ名優マイケル・ケインをもってしても難しかったのだろう」と評している。
さらに不朽の名作『ESCAPE TO VICTORY』(邦題:勝利への脱出)におけるペレの演技についても言及。同じく出演していた元スコットランド代表MFジョン・ウォークによる「あの有名なラストのバイシクルシュートを、ペレは一発OKで決めたんだ」というコメントを紹介しつつ、「ただそれ以外では恐ろしいほどセリフは棒読み。何度も絡んだ名優マイケル・ケインをもってしても難しかったのだろう」と評している。